交渉というのはビジネス用語の中でも最もかっこいい言葉のひとつです。(のひとつですというのは、もっとかっこいい言葉を後で思いついた時のためのイタイ自己防衛策のひとつです。私は言い切り型の方が好きです。言い切り文は説教の元です)
 
 上司が
「俺が交渉する」
と立ち上がると、たとえハゲデブ上司でもかっこよさに惚れそうです。
 しかし私の人生経験では、それで交渉に成功して帰ってきた人はいません。相手に押し切られたりかえって複雑にされたりするだけで、そんなんだったら出てこないでくれという程度なのに、さも自分が仕切っている、解決している、指導しているみたいな顔をされると、期待が大きかった分一気にしぼみます。かわいい女の子を使いにやったら相手の態度が軟化したという例の方が見受けられます。(もちろんそのかわいい女の子は私ではありません)
 上手な交渉の仕方の本はたくさんありますが、具体的なものほど実例場面が限定され、先方が本に書いてある通りの反応をしてくれないので、応用の利かない私にはなかなか身につきません。
 
トラブル事の交渉!相手を説得させるためのヒント!その3
という、雑誌の特集記事タイトルのようなブログ記事によると
 
交渉が苦手の人、下手な人は7%の言語による伝達に頼りすぎ、また、少しばかり知識があるため、正論ばかりを主張し、理屈も多いため、残り93%(非言語部分)の大切さを理解していません。
 
ということですが、すみません、それは私です。交渉力とコミュニケーション能力には深い関係があるのか、上の記事には自分のブログでも取り扱ったような表現が散見します。
 
「わたしもあなたと同じですよ」とまず、相手を受け入れる姿勢が大切です
 
「私もあなたと同じAB型です」
なら別にいいのですが、この後のトーンが
「だから大したことではない」「だから私のようにやればできる」
な方向に行くと、私なら反発します。
 コミュニケーションの最も原始的な形態である動物の鳴き声は、同じ仲間であるということを伝達しあうことだったそうなので
「同じである」
ことを伝えるというのがコミュニケーションなのかも知れません。交渉するのも苦手ですがされるのも苦手です。
 
「あなたの言うことは分るが、あなたには言われたくない」
 
この言葉にはちょっと触発されるものがあるので、また別に記事を書きます。
 
 
 9月23日の記事。なぜかこの記事にやたらと英語のトラバがつき、とうとうYahoo版では初のコメント拒否(Yahoo様はトラックバックだけ拒否にできない)にしました。さっき戻したのですがまたつかないだろうな。
 トラバ拒否といえば、アメブロは数日前からトラックバック拒否が基本設定になってしまいました。クレームに辟易したのでしょうか。私はいちいち記事を書くたびチェックを外すのですが、エントリーと同時についたスパムトラバがつかなくなりました。何にせよめでたいことです。