私らしくないタイトルですが、BELOVE というレディコミに載っている漫画で、母親になった軽度知的障害者とその家族のお話です。主人公の柚子(ゆず)の行動が、どうも私でもやりそうなことが多いです。私の中にも、一部ですが知的障害に相当する部分 があります。
 
 連載の初期に、
「ある食材からどういう料理を作るかを考えることはできないが、材料と作り方を提示すればその通りに作ることはできる」
という解説がありましたが、これは私もそうです。食材を見てどう切るとか、どう調理するとか、どこまで食べられるのかとか、生でも食べられるかなど、弟でも
「見ればわかるだろ」
と言いますが。
 
 味つけだって、いくら適当でいいといっても、冷奴にケチャップをかけないとか常識的なラインはある訳です。かけたければかければと言われそうですが、普通はケチャップをかけないと知っていてそうするのと知らないでそうしてしまうのとでは大違いです。
 私は
「これ食べられるんだよ」
と冗談で言われたのを信じて、瀬戸物をかじって仰天されたことがありますが、これで口の中を怪我することもあるかも知れません。適当でいいというのは常識的なラインを知っているからできることです。
 
 柚子は日常会話能力はあるので、知り合ったばかりの人は最初気づかず、ちょっと面白い人とか、知っていれば、障害があるといっても自分とそれほど変わらない、くらいに思ってしまいます。それゆえに事件を起こしてしまうと、予備知識のない人は戸惑ってしまうというのが毎回のストーリーの骨子です。
 これまで障害者ものの漫画はある程度重い人が取り上げられることが多かったようです。その方が絵的に理解しやすいからでしょう。
 こういうどこにでもいそうな、しかし配慮を必要とする、ただちょっとした気づかいで地域の中で普通に生活することが可能な、微妙な題材は、一歩間違うとそんなの誰でも同じだ攻撃を受けかねない、難しい表現力が求められます。
 
 あまりにも赤裸々には描けないのと、周囲が善人ばかりなのは仕方ありません。現実には説教族が1人くらいいて
「努力が足りない、周りが甘やかしているだけ、ふざけている」
とわめき散らしそうです。
 
 
 8月14日の記事。現実はもっと厳しいのだ、とはいえ、漫画やテレビで題材にされるのは悪くはありません。
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