善語ではありませんが、昨日の能天気並に香ばしい言葉に、
「男っぽい女」
というのがあります。へりくだっているような自慢しているような。
「女っぽい男」
というとけなしているニュアンスですが、女性で男っぽいというのはほめている感じがします。自分でそう言う人もいます。
「女らしくない」「女だと思われていない」「ベタベタした関係は苦手」
傍から見るとそうは見えませんが。男女平等という言葉も、女性が男性並になることであって男性が女性並になることではないようです。
 
 昔、某週刊誌で「藤原紀香女」という特集が組まれたことがありました。全く流行りませんでしたが。
 男性と同じ趣味を持ち、男友達と行動し、彼らにも自分は女ではなく仲間だと思われると信じていて、しかし化粧やおしゃれはしっかりしている女性。この女性に仲間の男性が恋愛感情を持って迫ると、
「あんたそんなつもりで私を見ていたの」
とすごく怒られるんだそうです。
 趣味もおしゃれも本人の自由だからいいと思うのですが、こういうモモレンジャー的立場は女性にとって心地よいものです。その人が男っぽいからではなく。一般的に同性より異性の方が優しいし。その心地よさを
「同性と同様に扱ってもらっている」
と思ってはいかんのかなという気はします。
 
 逆に、男性が女性と同じ趣味を持って女友達とばかり行動し、見た目はしっかり男らしいのに女性たちからは完全に仲間だと思われている、という状況は想像しづらいです。どうしても、見た目も女性に近い男性を想像します。(偏見?)
 とすると外見の問題が大きいようです。外見も男性のような女性で、男性と同じ趣味を持ち一緒に行動し、完全に同化している、これならありそうです。そういう女性は自分を
「私男みたいなの」
と言いません。言わなくてもわかります。わざわざ言うところが匂います。
 
 私の個人的な恨みがあって、いつも自分を
「男っぽい性格でサバサバしている」
と言っていた女性に完成間近の仕事をかっさらわれたり告げ口されたりしたからですが。
 
 
 7月4日の記事。その後も時折話題の藤原紀香女。ちょっちぷんさんのことじゃないよう(業務連絡)。男性と同じ趣味を持つ女性、女性と同じ趣味を持つ男性、どちらにも入れない悲哀、それはマイノリティということですか。