先日、最近マンネリ気味の「トリビアの泉」を見ていたら、女性のデリカシーのない行動第5位で、
「これいくら、と聞く」
というのがありました。むむ、私聞いているかも知れません。気をつけよう。
 
 ものの値段を知らないことで常識のなさを露呈することがよくあります。先日母に
「あんた何でそんなにものの値段知らないの」
と呆れられたので
「私が小さい頃値段を聞くと子供がものの値段気にするもんじゃないって怒られたから、常識的に何がいくらするのか学ぶ機会がなかった」
と言ったら一応納得していました。(するのか?)
 こういう注意の仕方をされると、値段のことは考えてはいかんとシャットアウトしてしまいますが、標準的なものの値段を知らないと、高いものを買わされたり安物買いの銭失いになったりします。買い物では、嘘つき(但し私の世界で)な店員とのバトルが大変です。
 
 牛乳とかビールのように毎日のように買うものならわかりますが、テレビやエアコンだとちょっとわかりません。私は生涯に1度もポットを買ったことがない(今も持っていない)ので、ポットがいくらするものなのか知りません。調べればわかるかも知れませんが、ポットを買おうと思わないと普通は調べません。
 こういうものはついている機能によりかなり違うし、激安店と高級店でも違うので、相当数のサンプルを比較検討しないと常識的な価格がわかりません。そして、常識的な値段を知らないと、目の前に示されている値段が高いのか安いのかわかりません。
 
 シンドラーのリフト は値段が安かったそうですが、エレベータがいくらするものなのかさらにわかりません。シンドラー社製エレベータを選んだ役所や会社は安かったという理由で選んだと思われますが、性能や安全性がどうかというのを比較検討するのは素人では難しそうです。ものの値段と妥当性を調べる専門部署とかないと。
 私が前にいた会社も入札で業者を選んではひどい目に合っていましたが、価格だけで選んでいたんだろうなと思い出します。上の人に説明する時に、あえて高い業者を選んだ場合言い訳が大変ですが、値段だけで選べば説明しやすいからです。
 250円のプレミアムアイスが100円のアイスよりおいしいのは確かだけど、2.5倍おいしい訳ではないという事実も、判断の妥当性の難しさに拍車をかけます。
 
 
 6月25日の記事。子供が値段を聞くと怒られるのは全国的な傾向のようです。私は
「どこに住んでいるの」「年いくつ」「お休みの日何しているの」
と聞かれるのが嫌いです。