レビューを書きたい、と思った時は、読んだ本について書きたかったのですが、書籍対象のレビューと言えば原型は読書感想文です。読書感想文の構成をおさらいします。
 
1 その本を読んだきっかけ
2 ストーリーの概略
3 心打たれた部分を自分の経験とからめる
4 本を読むことによって考えが変わった(自己PR語)
 
 読書感想文の得意な子供ではなかったのでやや自信ありませんが、これで起承転結の基本形は整います。次に、新聞に載っていた書評の構成を解析します。
 
書評A
1 タイトル、本の装丁、著者紹介
2 内容概略
3 文章や登場人物の個性
4 自分が感じたこと
 
書評B
1 登場人物紹介
2 内容概略
3 周辺の意見
4 自分が感じたこと
 
 ある程度長さのある書評なら2と4はほぼ同じで、1(どう導入するか)3(どう展開するか)が腕の見せ所のようです。自分の引き出しや情報量に左右されそうです。
 4が一番個性が出そうに見えますが、当たり前のことや一般的なことをすとんと落として終わり感をかもし出すだけで案外個性を感じさせません。テレビのニュースでレポーターが
「安全管理に問題があったのではないかという声も出ています」
と締める、あのどうでもよいシメの言葉みたいです。
 
 小学生の読書感想文の4の自己PR語もどうでもいいシメと言えばシメなので、ほぼ同じ作りです。この記事そのものも、起承転結に沿って書いたつもりですが、そう見えるでしょうか。
 
 
 5月23日の記事。型が決まれば書けたも同然です。質はともかく型が整っていれば文章は完成します。これだと自信たっぷりみたいですね。そうではなくて形にはなる、ということです。