私は
「おてすうかけます」
だと思っていましたが、
「おてかずかけます」
と言う人に何人か会ったことがあります。辞書を引くと、「おてかず」の方が本家のようです。
 
 私は人に間違いを指摘されるのが大嫌いなので、逆に人に間違いを指摘する時は相当な証拠を集めないといけないと思っています。
 間違いを指摘されるのが大嫌いというだけでは誤解を招くのでつけ加えると、明らかな間違い、例えば
「織田信長は1755年イギリスでマリー・アントワネットを処刑した」
と私が書いたなら指摘されても仕方ありません。しかしそれですら、歴史SF妄想小説の執筆を開始したとも考えられます。まして
「善語、悪語などという日本語はありません」
と指摘されたら怒り狂います。
 
 2ちゃんねるで言えば、ガイシュツを
「それはキシュツと読むんですよ」
と指摘する人々。自分の知識が絶対に正しいと信じ、もしかしたら相手の世界では正しいのではないかと検証する姿勢がみじんもありません。さらに、叩かれると、
「知らなかったんだから仕方ないではありませんか。そんなに叩かなくても」
という反応になることがまれにあります。よく知らないくせに、他人にものを教えてあげようなんて何で思えるんだ?
 
 すべらか の例もありますので、誤字を指摘する時には最低でも広辞苑、Yahoo辞書、グーグル検索はしなければと考えますが、それでも業界や地方限定の言葉、妙な社内用語は拾えないこともあります。さらに間違った使い方でも、それを使う人が過半数を超えたらそちらが「慣用的な」使い方になります。
 
 新聞にまで誤字を指摘する人がいるようですが、本当に誤字か、どれだけ調べているんでしょう。私は調べる手間を考えると、そこまで思いやりをもてないので、とても指摘できません。
「すべらか」
もぜひ1度文中で使ってみたいのですが、誰かに
「それはなめらかと読むんですよ」
と指摘されはしないかという被害妄想で使えません。それこそ
「そんなに怒らなくても」
と言われそうです。
 
 
 4月17日の記事。だいたいこういう記事を書く時はコメント消しているな。繰り返し書いても、初登場でのアドバイスコメントは定期的に入ります。これはもう避けられないのでしょう。悪気のない、ただ優しい人なんだとはわかりますが、
そんなことも知らないと思われた→見くだされた→全否定された
という認知です。親切な指摘(但し間違い)が恐ろしくて「すべらか」を使えないのは残念です。