海風さんが、2ちゃんねるを例にあげたわたりとりさんのコメントを元に、ブログがメディアの一翼を担えるかという考察
をなさっています。
私はブログを始める前は2ちゃんねらーでした。Yahooブログは2ちゃんねるに似ています。記事がスレ、コメントがレス。
2ちゃんねるだと、自分が居心地悪くなったり攻撃されそうになったら簡単に逃げることができました。そこへ行かなければいいのです。自分の立てたスレでも管理責任はありませんでした。
ブログ、特に自分のブログからは逃げることができません。説教族が襲撃してきたら、戦わなければなりません。
2ちゃんねるは匿名性が高く、流言、無責任発言など問題の多いメディアですが、匿名だから書けることもあります。責任の所在が明らかなら信頼できる内容とは限りません。責任は危険を伴います。
例えば悪徳商法の体験談、これはマスコミがなかなか報道しないネット向けの素材ですが、ブログでやっても
「それはだまされた方が悪い」
と説教族にたしなめられて終わりな気がします。(これは私の妄想なので、うまくいった例はあるのかも知れません)
悪徳リフォーム問題が盛り上がったのは、被害者が認知症だったからで、普通のサラリーマンだったら
「そんなのにだまされるなよ」
で終了です。
どう考えてもだます方が悪いと思うのですが、日本には喧嘩両成敗文化というか、被害者にも落ち度があったことにして、自分はそんな被害には合わないと安心したがる傾向があります。
悪徳商法は警察に相談しても
「だまされた側にも責任がある」
と説教されるばかりか、
「あんた逆に名誉毀損で訴えられるよ」
と脅される始末だそうです。(悪徳商法は警察ではなく消費者センターに訴えるべきではないかという説教をしないで下さい。悪徳商法にもいろいろあるのです)
被害者が高齢者や主婦だとそこそこ問題になっても、学生や社会人だと被害者に落ち度があるように言われがちです。悪徳商法側も法の網の目をくぐるため日々工夫していますから、法律に照らし合わせると泣き寝入りせざるを得ません。私は裁判をしたことがないのでよくわかりませんが、企業相手に裁判を起こしても休暇を取って裁判所に通うのは大変そうです。向こうは仕事だからいいでしょうけれど。
その力ない個人が大企業にも対抗し得る場がネットです。日本のブログがメディアになれるかというと、これは、
「勇気を出して真実を語ろうとする他者を攻撃することで、いかに自分が賢いかを自慢する行為」
を説教族がやめてくれるかどうかにかかっています。(偏見です)
2ちゃんねるが正しいと思う訳ではなく、問題は大有りですが、真実は受け売りの正論ではなくゴミの山の中にあります。正論はスポンサーの紐付きの大マスコミだけで十分です。
12月27日の記事。もう年末です。ついこの前みたいなのに、もう2月も下旬。ガーン。社名を出して悪徳商法をさらしたブログが削除勧告を受けたとか。表現の自由と名誉毀損は常に紙一重です。コメントが多かったのは、喧嘩両成敗文化のことでした。