友達と奇数人数で会うというのは気が重いものです。11人もいれば気になりませんが、3人だと自分だけぽつねんとしないかと妙な気づかいをします。私が気にしなくても向こうが気にするかも知れません。話題をいくつか用意しておくということはできますが、それだと1人でしゃべってしまう恐れがあります。
それぞれと1対1なら何でもないのに、3人で会うことで人間関係を悪くしてしまうことがあります。私が悪いのですが。
例えば友人A、Bと私が3人で、昼間会ってお食事することになったとします。AとB、Aと私は仲がいいのですが、Bと私はあまりつきあいがない、というケース。
A「ランチビールあるみたいね。頼む」
私「えー、いらない」
A「遠慮しないでいいよ、好きでしょ」
私「ビールは好きだけど昼間から飲みたくない」
A「平気平気、1杯くらいなら酔わないって」
古いですが、「昼下がりの恐怖
」でスポンジを持っておそいかかる先輩のように言葉が通じません。雰囲気悪くしないようにやんわり断わらなければいけないのに、笑顔で
「やめてよ」
と言っても通じません。
A「ランチビールひとつお願いします」
私(顔面蒼白)「やめて、いりません」
響く極端な大声(声の大きさの調節が難しく、少しだけ大きくするということができない)、キーキーとおかしくなる発音、必死な様子に、場の空気が凍ります。また、やってしまいました。
Aは普段は無理にランチビールを勧めるような人ではないのですが、Bがいたので
「この人ビール大好きなんだよ」
と紹介し、話題を広げたかっただけなのだろうとは思います。自己PR語の応用、他者PR語でしょうか。
その時はなぜ私の言葉がAに届かないのかわからず、混乱しました。わかったところでどうやってその場の雰囲気を崩さずビールの注文を止めればよかったのか、多分今でも難しいと思います。
言葉が通じない気がするのは、同じ日本語で話しているように見えても言語体系が違っているからです。言語体系の違いを知ることでうまく対処できるとは限りませんが、周りが突然宇宙語を話し始めたようなパニックは予測がつくようになる、と思いたいです。
12月5日の記事。なぜかコメント欄は血液型の話になってしまいました。3人の場合はA、B、Oの組み合わせだとバランスいいそうです。
AB型はどうすればいいのか、というと他の2人の組合わせを見つつ、AかBを演じるのです。「みゆき」という漫画は主要登場人物のほとんどがAB型でしたが、血縁関係のない知り合いが何人か集まって全員AB型というのはそうそうないと思います。