学生時代のバイトや短期の派遣でよく電話発信の仕事をしました。募集がたくさんあって私でも採用されやすかったからです。
 さすがに個人宅はいやでした。自分だってかかってくるのはいやですから。原則法人対象、個人宅なら世論調査か既存顧客のみなら引き受けました。世論調査でも怒られることはありますが、喜ぶ人もいて楽しかったです。
 
 この仕事のいいところは、第1に、期間限定なら20人くらいは同時採用なので大嫌いなOJTではなく集合研修があることです。トークスクリプトに板書が素敵です。
「ここまでで何か質問ありますか」
質問なら任せて下さい。集合研修での質問はなぜか受けがよいのです。OJTで質問しまくって怒られるのとはえらい違いです。基本は電話をかけ、トークスプリクト通りに話せばいいだけなので覚えるのは楽です。
 
 第2に、発信は何らかの形で成績が出るので、成績さえあげていれば誰も私を突然怒ったり、細かいところをつついてはグチグチ説教したりしません。受信の方が気楽、と思ったら大間違いです。発信の時と違い、少しでもお客様を怒らせると、私がその10倍くらい社員から怒られます。
 発信でお客様を怒らせても私はまず怒られません。上げた成果だけが私の評価にプラスされます。絶対怒られない、という保証は私を安心させてくれます。
  
 しかしとても長く続けられる仕事ではありませんでした。仕事内容もそうですが、時給がとても安いのです。個人宅への不動産や先物取引の売り込みは、多分時給の他に歩合もついたりしていいのでしょうが、私の条件である
「原則法人対象、個人宅なら世論調査か既存顧客のみ」
を満たす仕事は、派遣でも一般事務より安いです。人手不足の割になぜ安いのかわかりません。
 それに残業がなく、終了時間になったら商談途中でなければピタッと帰ることになります。時給が安い上残業もつかないのでは、1人暮らしではとても生活できません。
 
 だからテレアポに同情的、な訳ありません。かかってくる電話はいやです。電話だというだけで怪しい商売認定です。たどたどしくて訳わからない学生バイト風もいやだし、妙にベテラン然とした説教おばさん風もいやです。

 

 

 10月4日の記事。もう2ヶ月差になってしまいました。営業される立場でいうといかにも礼儀のなっていないバイトがかけてくるととても印象悪いのですが、数打ちゃあたるの精神なのでしょうか。イメージも含めて、とても回転の早い業界。

 派遣の時給が安いのは意外ですが、時間の融通が利くので学生バイトや主婦パートが多く、派遣は割高みたいです。