理科学少女だった私は本を読んで実験するのが大好きでした。小学生の頃、逆立ちして牛乳を飲んでも逆流せず食道から胃に流れる、という話を読んで早速実験。弟達に手伝わせ、逆立ちして牛乳を飲んだところ、ほとんど胃に行かず鼻から出て来ました。
 今思うと本に「牛乳」と書いてあるからと言って牛乳を使うことはなかったのですが、融通がききません。

 そんな間抜けをやりながらも自由研究で校外の大会に出たり、実験大好きだったのに、高1であっさり文転しました。
 大好きだった化学の高校最初の授業が元素記号の暗記だったからです。すいへーりーべぼくのふね、なまがりしっぷすくらーくか、でしたっけ。意味わからなすぎ。後で思えばあの並び、意味があったはずですが、それを全く教えないで丸暗記から入った化学に、私は教科書も開きたくない嫌悪感にとらわれました。化学ができないのは理系としては致命的です。
 高2で文系クラスに進んだのですが、数学は学年トップを取ったこともあり、物理や生物はできたので、周囲はもったいないと言いました。
 当時の私は、自分はそんなに得意なことはないけれど、何でもそこそこできる人だと勘違い(すごい勘違い)していました。判断力かなり鈍いです。というより全然自分をわかっていません。この頃受けた職業適性検査では、適職は薬剤師でした。

 キラグル のゲストブックで、
「科学の発達に貢献している人にはASが多いと思います」
というコメントを見て、そんなことを思い出しました。化学の元素記号表でつまずいているようではどっちにしろだめだったでしょうけれど。

 

 

 6月27日の記事。かなわなかったからこそ思い出は美しいのです。でももし、あの段階で診断名を知っていたら、もっと理系に固執したでしょう。