昨日のコメントでは、私がモチベーションの意味を勘違いしているというご意見はなかったのですが、どうも勘違いしているような気がしてしてなりません。
「従業員のモチベーションを高めたい」
みたいな使い方をすると今まで思っていたので、
「モチベーションの高い人を採用したい」
という使い方はまだ違和感を感じます。(カッタウェイさんいつもごめんなさい。ASは非言語コミュニケーションができないので、言葉の意味をできるだけ他の方と近い形で知っておきたいのです)
コメントにも書いたのですが、初日からいきなり仕事する気ない人など私は今まで見たことがないので、モチベーションがどうこうというのは働き始めてからの問題だと思っていました。
私にわからないだけで、初日から明らかに仕事する気ない人というのはいて、定型発達者にはそれがわかるのかも知れません。
やる気のある人、というのに私は多分普通の人よりネガティブなイメージをもっています。昔、わりと長く勤めた会社で、イベント関連の仕事をしたことがありました。イベントはたくさんのアルバイトスタッフを必要とします。朝早く、夜遅く、仕事の間隔も不規則なので、毎回バイトの確保は大変です。
ある時「イベントスタッフ募集①設営スタッフ②司会進行のアシスタント」という求人広告で募集しました。イベント関連のアルバイトというと応募は多いのですが、実態を知ってがっかりする人も多いのです。単なる荷物運びですから。
この時も、何やら勘違いしている人がいました。「司会進行のアシスタント」に採用されたと思っている若い女性。スクールでイベント企画を学び、絶対イベントの仕事したいんです、と意欲満々です。単なる荷物運びなんですけど。
「リハーサルは前日ですか」
絶対、舞台の上で司会者の隣でフリップ持っている人を想像しています。あまりに気の毒なので、あなたにはこういう仕事をしてもらう、という説明をしました。当日話が違うと騒がれて帰られたら大変だからです。その人は案の定、
「話が違う、電話で問い合わせた時はこう言われた」
となりました。この人に辞退されたら私は上司に怒られるので何とか説得を試みたのですが、結局辞退されてしまいました。こういう人を働かせるには別なテクニックが必要なのです。
モチベーションというとこの人を思い出します。仕事に対して距離を置いている、ある程度覚めた目で見ている人の方が使いやすいし長続きもする、という印象を私はずっと持っていました。出版社に勤める友達も、やる気満々の人ほど実態を知ってがっかりしてぱっと辞めてしまうのよ、と同意見でした。
6月16日の記事。辞書的には「動機づけ」「意欲」の両方の意味があったようです。