この4月、私の派遣先にも多くの新卒新入社員が入社しました。このご時世ですから優秀なんでしょうが、社会人としての常識のなさには目がくらみます。(お前が言うな)とにかく余計なことをします。
 私が新入社員と接するのは物品の貸出の時くらいですが、返しに来た新入社員に
「そこに置いて下さい」
と言ったら、ごちゃごちゃその辺をいじり始めます。
 片付けようとしてくれているのでしょうけれど、普段働いている部署ならともかく、なんでよその部署の品物をごちゃごちゃいじるんだ? 気が利く人って昔はみんなこいつらみたいだったのでしょうか。新入社員に気が利くことなんか求めていないんだから頼む、余計なことしないでくれ。

 これが1年もしないうちに社会性を身につけ、私を追い抜いていくのです。人はいつ猿から人に、失礼、さなぎから蝶に変化するのでしょうか。
 私だって、常に社会性と常識を身につけ、成長しようと努力しているのですが、全く彼らのようには成長できません。

 
 私はどういう場面で怒られたという記憶から、こういう時はこうする、というマニュアルを構築します。余計なことをして怒られたら次からは言われたことしかしません。それで気が利かないと怒られたら前回のシチュエーションとどう違うか分析し別々に脳内分類します。
 しかし全く同じ場面、同じ相手でも反応が違うことがあります。
「今月の、お客様への報告書はもうできた」
「もう先方に送りました」
「なぜ私に見せないうちに送るの」
「先月お見せしたら何で私に見せる必要があるんだ、と叱られたので」
「そんなこと言う訳ないでしょう、人のせいにしないの」
はあ。どうも場面ごとに分類では限界がありそうです。ああ、空気さえ読めれば。

 新卒がどんな風に空気を読む能力を獲得するのか、楽しみです。でも普段一緒に仕事していないからわかりませんね、きっと。

 

 

 6月14日の記事。このひよこちゃんたちは、今や心にもない愛想笑いができるほど、立派に成長しました。私の愛想笑いは挙動不審です。