質問すると怒る人と怒らない人がいました。それは相手側の問題だと思っていました。
「何でも聞いてね」
と言っているのに聞くと怒るのは、その人が変な人なのだと信じていました。内容、話し方、言い方をどんなに工夫してもやっぱり怒られるからです。しかし私の側の問題であることが、障碍の発覚により明らかとなりました。
なぜ怒られるのでしょうか。これまで得た知識や主治医らの言葉から研究してみます。まずは敵を知ることです。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」でしたっけ。
1 部分から全体を推測できない
このことは何回も書いたので詳細は略しますが、指示と無関係な質問をするために怒られます。
2 聞かれたことを自分の言葉で復唱する
自閉症は聴覚より視覚で情報を与えた方が脳内処理しやすいと言われます。私も
「耳で聞いたことを的確に脳内処理するのが苦手」
なんだそうです。何か作業を指示されると、
「それはこういうことですね」
と復唱するのが癖になっているのですが、相手に確認するというよりは、情報を処理した指令脳が動作脳に伝えるために口に出す、または書くという動作を必要とします。普通の人は一気に指示が届くのでしょうけれど、私はやはりつながりが弱そうです。
伝言ゲームになってしまうため、また動作脳が理解しやすい言葉に言い換えるために、復唱した時言葉のニュアンスが変わります。本当に細部が微妙に違っていることもあります。
「だからそうじゃなくて」
「あんた人の話全然聞いていないでしょ」
という怒号に変わります。
3 細かいことを聞きすぎる
学校の授業で教わるような知識ものなら、耳で聞いて処理できないという苦労はなかったのですが、口頭での指示を元に私が実際の行動を取る時、
「こうしてああしてそうする」
という完璧なシミュレーションがないとうまく動けません。そこで、細部に渡って自分のするべき動作を聞いて怒られます。
対策としては
「わからなくてもわかろうとせずはいはいと返事する」「復唱しない」「細かいことは聞かない」
余計怒られますね。
「指示は全て書いてもらう」
「怒られても平気な人になる」
「質問しても怒らない人に聞く」
決定的な対策はないな。また何か思いついたら書きます。
5月27日の記事。復唱したくらいで怒らない、という人多いのですが、内容違っていても怒りませんか。話聞いてないでしょ、と言われると萎縮します。違う、と言われてもう1度説明されるともう「怒られた」事実で頭がいっぱいです。また聞き間違えたらどうしよう、そしてまた怒られることになります。
毎日書いていますが、絶対怒られない保証が欲しいです。
ただ、この
「何でも聞いてね」
という言葉が自己PR語であることが、一番のポイントでした。
「何でも聞いてね」
と言われたとしても本当に何でも聞いてはいけません。これは
「私は親切な人だ」
「こいつが後で失敗したら、何でも聞いてと言ったでしょと言えば自分の責任にならない」
という意味だったのです。