「何で聞かないの」
難易度の高い言葉です。聞くと怒るし聞かなくても怒るし理解不能ですが、これはもう
「聞いても聞かなくても怒る」
と納得するしかありません。
私たちにできるのは、いかに怒られる瞬間を予測し、びっくりして思考停止になることを防ぐかを考える以外にありません。
聞かずに怒られるよりは聞いて怒られる方がまし、と真面目な自閉組は考えますが、そうとも限りません。聞けば怒られ率100%、聞かなければ50%ということもあります。できるだけ早く統計を取り、どちらがより怒られる可能性が低いか調査しなければなりません。そして上司や自分の性格から総合的に判断し迷った時は聞くか聞かないかを決めておきましょう。
あらかじめ防ぐための対策としては
1 指示は全部書いてくれと頼む
2 「自分で書け」と怒られたら、書いている間は話さないでもらう
3 書いたメモを見せ、間違っていないか確認を取る
という手もありますが、やっている間に怒られる可能性85%です。上司の他に質問できる人(穏やかな性格の人)をキープしておくとよいでしょう。
「だらだら残業する者は能力がない、早めに仕事を終わらせてできるだけ定時にあがる人間こそ有能だ」
真面目なあなたは本当にその通りだ、と憤慨し、率先して仕事を片付け、早めにあがろうとします。うざがられていることも知らずに。
上司に叱られてもみんながだらだら残業しているのは、それが正しい行動だからです。空気が読めないのだから、多数派に従っておいた方が安全です。上司の上っ面な正論にまっすぐ反応するあなたを上司は評価するどころか
(暇な奴、ちゃんと仕事をしているのか)
と思っているのです。上司の言葉ではなく、大多数の人がしていることがその職場の価値観です。他の人はあなたには見えないものを見、聞こえない言葉を聞いているのです。
5月25日の記事。指示を書き取ってくれて構わないという人は多いのですが、私の経験では、それではとパソコンに向かったりするとあまりいい感じになりません。自分の言っている言葉がパソコンに入力されていくというのは何となく不安を感じるようです。手書きでは遅いし汚いし。
そして、書いたものをこれでいいですかというと話を聞いていないと言われます。口頭での説明を寸分違わず文字にしても使い物になりません。多少表現が自分の言葉になります。そうすると、話し手は自分の説明と違うように捕らえてしまうようです。
聴覚認知が弱いので、本当に間違って解釈することもあります。その確認のために書いたものを見せるのに、話を聞いていないとひどく怒られます。見せると怒られるのではないかと思うと怖いです。
前に説教族に攻撃された時もこのネタ入っていました、確か。指示する側に書いてもらった方が早いのですが、それはさすがに失礼な気はします。
要するに、失礼なことを言おうが話を聞いていなかろうが書き間違えようが、
「絶対怒らない」
という同意が欲しいところです。