本編 も大づめ、
「人間のクズ」
と叫んでまた場を凍らせたらしいR氏です。私がR氏びいきだからなんですが、
「人間のクズ」
ってそんなにひどい言葉ですか。コメント欄に
「人間のクズ」
とだけ書いてあったら削除すると思いますが、具体性がないからずっと心に残る言葉ではありません。
「あなたのような人間は社会でやっていけない」
「今に誰にも相手にされなくなるよ」
の方がよほどひどい言葉だと思いませんか。
私は「かんさつ日記」をR氏の視点から読んでいますが、それは本物のR氏ではなく、自分を投影させた姿です。そのR氏は、場面には出てこない言葉を投げかけられています。退職にあたって
「あなたのことを考えて言うんだけれど、我慢を覚えないと」
みたいな言葉を投げかけられたとしたら、
「人間のクズ」
という言葉が出てきた気持ちも理解できなくはないのです。
それなりに傷ついて、不安も持ちながら退職するのに、死ねと言っているに等しいことをなぜ言う必要があるのでしょう。
私が退職する時、そんな言葉を投げかけられ、R氏のように言い返すこともなく、こらえて立ち去りました。他人に死ねという資格など誰にもありはしない、この世で生きていけない人間などいない、そんなことを言う人間はそれこそクズなんだと思っていました。クズは私だったのに。
どこでどうしているかわかりませんが、地上の楽園はきっとあります。あなたは生きていてはいけない人間などでは決してない、私の近くにあなたが現われたら、仕事の一覧表くらいは作ってあげましょう。やり取りはメールで。
7月1日の記事。これがかんさつ日記シリーズの最終回です。もう1、2回やるつもりで下書きも作ったのですが、未発表に終わりました。
この記事の最大のポイントは
「人間のクズ」
と
「社会でやっていけない」
のどちらが傷つく言葉か。私はてっきり後者だと思っていました。自分がそうだからです。前者の方が傷つくというコメントを複数いただきびっくり仰天。根拠のない自信はガラガラ崩れます。
そんなに傷つくポイント違うんだ。
「私がこんなに人を傷つけないよう気を使っているのに、他の人はなぜ私が傷つくことを平気でいうのか」
の謎はここにあります。私が人の心を読むなど無駄です。違いすぎ。こういうことに人は傷つく、と知識で覚えるしかないけれど、自分が傷つく言葉はなかなか人には言えないし、言語体系違うとわかっていても、傷つく言葉を言われたくありません。