ライブドアのブログ内検索で、このシリーズ第1段の感想を書いた記事 を見つけました。知らないところで自分の記事が話題になっているのはうれしいです。この方も、社会復帰に苦労している様子が他の記事からうかがえます。このシリーズの表現が、普通の人にはどんなにやらしく見えても、昔の私には必要だったように、私の兄弟たちも必要としているのだと思いました。
 社会に出る時「新入社員の心得」みたいな本をたくさん読みました。全部表面的なことです。前向きな言葉、意欲的な言葉、一般の方が心地よく感じる言葉の羅列は私達が社会を生き抜く力にはなれません。
 私が今一番好きな言葉は
「どんなに努力したってできないものはできない」
やらしいですね。できないことを知ったからこそ残された能力を最大限に生かそうという気になれたんですが。


「いい提案はどんどん出して欲しい。新人だからと遠慮することはない」

 発達障害者は一部分の能力が非常に優れていることと、目の付け所が普通でないことから、結構アイデアマンだったりします。しかし本当に提案したら
「君は新人でまだ何もわかっていないのだから」
と却下です。
「課長はああおっしゃったじゃありませんか」
と私たちは言いがちですが、いやがられるだけでいいことはありません。これは、こんなに風通しのよい職場です、ものわかりのいい上司です、という自己PRに過ぎず、提案を求めている訳ではありません。
 定型発達者は空気を読んでうまく立ち回れることもありますが、発達障害者は失敗しやすいのでやめましょう。


「あせらずじっくり仕事を覚えていって欲しい」

 間違っても本当にじっくり取り組んではいけません。1日も早く仕事を覚えなければと身を引き締めましょう。ただでさえ私たちは仕事を覚えるのに時間がかかるのですから。
 あせるなという言葉が自分だけに言われたら、それは相当あせられています。軽度発達障害者はだいたい気がつかないうちにとんでもないことをしています。やんわり注意されても注意されていることにすら気がつきません。
「はい、あせってはいません」
などと答えたら相手の気持ちを逆なでします。
「悪いところや直すところはないでしょうか」
と謙虚に聞いてみましょう。
「ないよ」
と言われるかも知れませんが
「少しはわかっているな」
と勝手に解釈してもらえる、かも知れません。

 今回も、心優しい定型発達者の皆様、決して悪意がある訳ではありません。信じて下さい。私たちは皆様の優しさがないと生きていけません。なお、上記内容を信じて失敗しても私を恨まないで下さい。

 

 

 4月19日の記事。1記事についた52コメントは多分Yahoo版では最高です。(アメブロ版は70コメントの記事あり)特に、自閉圏、定型発達者それぞれの「嘘」という言葉についての考え方が印象的でした。

 高機能自閉症のなにわのみっちゃんとの出会いもありました。

 自己PRという言葉がここでもう出てきています。私もよく直接的な自慢話をしていやがられましたが、嘘の仮面をかぶせた遠回しの自慢話の方が礼儀正しいのでしょうか。自慢話なら普通にやってもらえないでしょうか。理解しなければならないのは私なんですけど。