派遣先勤務初日が終了しました。初日にありがちな関係部署あいさつまわりはなく(素晴らしい会社です)、まずは直属の上司となる総務部長から「当社の発展と成り立ち」みたいな話を聞かされました。こういう話は社風を理解するのにとても参考になります。普通派遣はこういう話は聞かせてもらえません。
次に、実際の職場となる会議室へ。大企業の会議室を中小企業の感覚で(私だけか)考えてはいけません。大中小とあり、他に打ち合わせや面談用の個室が並んでいます。そこに、私の城となるらしい小さな事務所がついています。
前任者はもうじき定年退職する女性で、しばらくはこの人から引継ぎです。この世代の女性が定年まで勤め上げるのは困難だったでしょう。ご多分にもれず、女性事務職正社員のほとんどいない会社です。
彼女は仕事内容の一覧表を作って下さっていました。これがどんなにありがたいことかおわかりでしょうか。(「パズルのピース(後編)
」 参照)全体がわかる。パズルの完成形が見える。ああうれしい。まさかこのブログの読者ではあるまいな。
私が感激していると、自分が休む時代わりをする人がわからなくなるから元々作っていたのだ、というオチでした。それでもうれしいです。おばちゃんも結構いいキャラだ。
誰でもこうした方がわかりやすくないでしょうか。部分から積み上げた方がわかりやすい人もいるのでしょうか。今はどこも忙しいから一覧表を作る余裕もないのでしょうか。
教え方はそんなに上手ではありませんが(何という失礼)私の反応を見ながら進めて下さってとても優しいです。さすが年の功。今までの20代の派遣先上司とはえらい違いです。
「年下に仕事を教わることに抵抗ありませんか」と派遣会社は聞くのですが、上司を年齢で差別する気はありません。彼らより私の方が社会性ありませんから。しかし若い方が年上の人間の社会性のなさを許しません。そして、「今までこれでみんな覚えてきたのだからこれがベスト」という考えを変えません。
そこは若者を許すべきなんでしょうけれど、こいつらにクビにされてきたかと思うとおおらかな心で見守る余裕がありません。社会経験を積んでも社会性が身につかない人間もいるんだよう、とここで叫んでも通じないなきっと。
おばちゃんから見れば私でも「若い子」のカテゴリーに入っているようで、社会性のなさをごまかせそうな気もします。おばちゃん頼りにしてるよ。でも年上の人間て自分が年取ると減るんだよな、当たり前ですが。
3月22日の記事。このアメブロ版の8月21日の記事「失業保険をどうするか 」で紹介された仕事がそのまま決まりました。「決まりました」という記事もあったのですが、仕事が決まったというだけの内容だったので省略しました。
半年経った今もこの職場で働いています。定年退職したおばちゃんともメールしています。おばちゃんはいい人だったけど、それでも
「私も随分長く働いたけどあなたのような人には初めて会った」
と言っておりました。その後
「苦労したんだね」
と適当に解釈してくれていましたが。