診断が出て以来初めて、最初に紹介状を書いてくれたカウンセラーに会いました。
 思えば、「最近記憶力がないんですけど」という、一笑にふされてもおかしくない悩みから軽度発達障害(高機能自閉症、ADHD含む)を疑い、一発で紹介状を書いた凄腕の人だったのです。
 ネットや書籍を見ると、何ヶ月もカウンセリングに通ってやっと病院へという話になったなど、診断に時間がかかったケースが結構あり、私はあらゆる意味でラッキーでした。それともすぐわかるほど変だったのでしょうか。

 カウンセラーにその点を率直に聞いてみました。
「発音や体の動かし方に少し癖があるとは思いましたが、しばらく話せば気にならなくなる程度でした」
多分これまで私に出会った人もそう思って下さったのでしょう。
 私は自分の発話を録音して聞いたのですが、アクセントが変な所に入ります。自分の声を自分で聞いている限りは平板に話しているのに、録音だと時々しゃっくりしているようにピッと高音になり、それがとても素っ頓狂に聞こえます。小学校の時、何か言う度に級友におうむ返しに言葉を真似され笑われるのがどうしてかわからなかったのですが、こんな発音だったのですね。
 録音で聞くと声が違うとは時々聞きますが、アクセントまでこんなにも自分の耳で聞いているものとは違うのでしょうか。

 体の動かし方はまだどこが変なのかわかりませんが、よく挙動不審な感じと言われます。私は他の人と同じように発音し、同じような動きをしたいのです。ドクターに言われたような「普通に見えるふるまい方」訓練をこちらでできないか聞いてみたのですが、大人の発達障害の経験者はここにはいないとどうも逃げ腰。
「お医者さまはここでできなかったらどうするかおっしゃっていましたか」
「お医者さまがいい専門家をご存じならその方にお願いするのが一番ですよね」
ドクターもカウンセラーも厄介な患者を押し付けあっているような気がするのは私のひがみでしょうか。
 ドクターはまず今のカウンセラーに相談してだめならこちらで探すが見つかるかわからない、と言うし、カウンセラーは先にドクターにあたってもらってだめならこちらが何とかしないと、という感じです。

 カウンセラーが相談者を病院に紹介するのはめずらしくないのですが、その場合は病院が後のことをやってくれるのでカウンセラーに戻されることはあまりないようです。
 力になってもらえると思ってきたのに、結局カウンセラーがドクターと直接話すということになり、何の進展もありませんでした。
 わかったのは、子供の発達障害なら支援体制も療法も出来てきつつありますが、大人の発達障害は専門家が少なくとても敬遠されるものだということです。子供ならかわいいけれど大人だとただの変な人ですものね。ひがみっぽいのですけれど。
 次は病院の予約が再来週に入っています。今度こそ進展があることを期待します。

 

 

 2月19日の記事。ブログで表現難しいのであまりネタとして取り上げませんが、動作と発音の矯正を最初は目指していたのです。トレーナーが少なすぎるというのもありますが、その少ない枠に入るには、私が軽症であるというのも大きいのです。

 発音が変といっても、自閉圏では音声コミュニケーションが達者な部類です。フルタイムで働いてもいるし、見る人から見れば何が不満かということです。

 動作と発音の問題は重要なテーマのひとつなので、今後、新作で触れたいと思います。