ひどい子供時代シリーズ。スーパーやデパ地下にある試食コーナー、多くの普通の子供たち同様私も大好きでした。母と出かけると優しそうなおばさんがにこにこしながら「おじょうちゃんどうぞ」とおいしそうな試食品を差し出します。一口だけ食べる試食品ておいしいんですよね。
少し大きくなると1人で行って試食しまくっていました。
ある日、信じられないことが起こりました。試食コーナーのおばさんが、試食品に手を伸ばした私の手をばしっと叩いたのです。さすがに周囲の客も凍りつきました。
おばさんはシマッタと思ったのか、私にツマヨウジに刺したその試食品を持たせてくれましたがもう味なんてわかりません。今まであんなに優しそうだったのに(同じ人ではなかったでしょうけれど)なぜ突然叩かれたのかわからず、私は2度と試食コーナーに近づかなくなりました。今もです。
これは就学前でも小学生の頃でもなく、中学時代の話です。試食コーナーのおばさんがにこにこしていたのは一緒にいる母に商品を買って欲しいからだということを、中学生になっても私は理解していなかったのです。
小学生のうちなら1人でいても、もしかすると近くに親がいるかも知れないとおばさんは我慢していたのでしょう。しかし制服を来たいかにも寄り道の中学生を、「何て行儀悪い、買いもしないくせに」と思ったのでしょう。
試食コーナーには優しい人もいるけれど、いきなり叩く怖い人もいる、というのが当時の認識でした。おばさんの気持が理解できたのは大人になってからです。おばさんごめんなさい。
しかしまた食べ物系ですね。本当に意地汚かったんだなあ。
2月17日。恥ずかしいながらも微笑ましい子供時代の記事のこの時期は、妙に安定しているのが怖いです。