自閉症は他人や社会とうまくコミュニケーションや関わりの取れない生まれつきの障害で、8割が知的障害を伴います。知的障害のない自閉症を広義の高機能自閉症といい、そのうち言葉の遅れのないタイプをアスペルガー症候群というそうです。(ADHDは学習能力の障害、自閉症は社会性とコミュニケーション能力の障害です)
本人は人と同じにしているつもりでも、健常者から見るとびっくりするような言動をしていて、変人扱いされ、いじめられることが多いそうです。大いに身に覚えがあります。
先日NHK教育でアスペルガー特集をやっていて二人の患者が紹介されていました。私こんなにひどくないよ、と思いながらも、しゃべり方が私にそっくりです。聞いていてムカッとくるようなしゃべり方。私も人から見るとこうなんだ、と思うといたたまれませんでした。
日を改めて高機能自閉症の検査を受けました。通常の知能テストみたいなの(言語性)の他積木やパズルを使った作業テスト(動作性)がありました。
私は言語性に比べて動作性のIQが30近く低かったのです。動作性の項目別の成績折れ線グラフはかなり上下に乱高下していて、低い所はIQ50相当程度でした。IQ50と言えば知的障害者と判定されるレベルです。
知的障害のない自閉症という表現を何度かしてきましたが、私のある特定の分野における能力は知的障害者のレベルなのです。それまで自分は健常者と信じていたのに、突然障害者のカテゴリーに入った気がしてとてもショックでした。
2月11日の記事。本編が長いので分けます。とてもショッキングな宣告を、懸命に整理しようとしています。自分に知的障害がある(一部でも)なんてそれまで考えもしませんでした、通常の知能テストによるIQは知っていましたから。
AS診断済の方の中には、診断以前に自分は変ではないかといろいろ調べて、もしかしたらASでは、と思っていた人も多いようです。しかし私はASの知識どころか、自分が異常である、という認識すらありませんでした。
今読み返しても、その時の自分の気持ちを思い出します。どう理解してよいかわからない、不鮮明な色をした、こういう障害があるのだという、新しい知識を得た驚き、どこか他人事です。驚かなければならないと考えている自分と、他人事のように見ている自分。結局驚いていませんね。
その後何回も引用することになる重要な記事でした。しかし、2週間後にトラックバックはつくもののやはりコメントがありません。後々登場するキャラ「指令脳ちゃんと動作脳ちゃん」もここが原点です。