先に書いておきます。これは僕がぷよぷよの新しい土台を作ろうとして、なんやかんやで失敗した話です。もしかしたら選択肢が増えるかもしれないけど、実用性は低いと思われるので、新しい土台を学びたいという人はブラウザバック推奨。
ぷよぷよとは
さて、僕は基本スプラ勢なので、Twitterのフォロワーもスプラの民が多かろうということで、ぷよぷよについて説明するところから入ろうと思います。興味ない人はガーっとスクロールしてください。
唐突ですが、ぷよぷよというゲームはご存じでしょうか。まぁまったくもってご存じではない人はこれを読んでいないのかもしれない。
ぷよぷよとは、1992年に株式会社コンパイルが作った落ち物パズルのこと。キャラクターのかわいらしさと戦略の深さから数多くのファンに愛され、現在ではSEGAが引き継いで制作を続けている。
ぷよぷよは5色ある不思議な生き物で、同じ色のぷよが4つ以上揃うと消えて、消えたときに稼いでいたスコアに応じて相手におじゃまぷよが送られます。おじゃまぷよは透明なぷよで、4つ揃っても消えず、隣でぷよぷよを消すことでのみ消えます。
スコアの稼ぎ方には色々とあるけれど、大雑把に言えばフィールドのぷよぷよを大量に消せばそれだけ多くのおじゃまぷよを送ることができる。スコアの高い消し方には多色同時消し、多連結といった方法があるが、ぷよぷよの消費量に対してスコアが高いのが「連鎖」と呼ばれる消し方です。
連鎖とはぷよぷよが消えることで上に乗っていたぷよぷよが降ってきて、その移動の結果新たに4つ以上つながったぷよぷよが消える……という一連の流れを何回も繰り返すもの。
文字で言われても「なんのこっちゃ」だと思うので絵で示します。

これで2連鎖。(赤が消えた後黄色が落ちてきて、4つ繋がり消える)
僕はまだ未熟でよほど運が良くないと10連鎖前後しか作れないけど、プロの試合にもなると13~15連鎖が飛び交います。ちなみに理論上最高連鎖数は19連鎖…らしい。
さて、この連鎖ですが、まったく考えずに適当にぷよぷよを置いたら連鎖が組めている、なんてことはありません。そこで出てくるのが「土台」というキーワードで、数パターンある決まった形「土台」から1つを思い描いて、その形を目指して積み上げるわけです。
では、現在のぷよぷよ環境で中級者からプロ上位勢まで、幅広く使われているGTRという土台を示しましょう。

これがGTRです。(主に左の青と赤の部分のみを指して言う。右3列はこの通りでなくてもある程度組み換え可能)
青から消して4連鎖。さらに左の青赤で構成された部分は「折り返し」と呼び、この下が左から右に消えていくのに対して、この上は右から左に消えていく連鎖を作れます。
細かく説明してもいいのですが、GTRが今回話したい内容ではないので割愛します。ぷよぷよをよく知らない方は「へーそうなんだー」程度に思ってもらえればいいです。
そして、僕も長らくGTRを愛用していたけど、GTRにも欠点があることに気づきました(後述)。さらに僕はどうにも飽き性で、何か目新しいことをしたくなった。あとちょっと自分の名をぷよぷよの歴史に残したい欲もありました。
そこで新しい土台「茶味積み」を作ることにしました。
茶味積み
さて、GTRには欠点があると言いました。それは初手2手(都合4個)を置いた時にしばしば発生するこの形。
初手に赤3つ、黄色1つのセットが来た時(ぷよらーの間ではAAABツモ、ABAAツモなどと言うが)この形になりがち。この形は誰が呼んだかクソザコGTRと呼ばれ、次に赤が来た時にかなり困ってしまうため忌避される形となっています。
赤以外の同色2個セットが来ればまだGTRを組んで戦えるため「クソザコ」呼ばわりは若干かわいそうなんだけど、僕が名付けたわけではないので許してほしい。ただ、同色セットが来ないとなかなか土台が完成せず出遅れてしまうのもまた事実。
そこで、僕はこういう3個1個のセットの時にこう置いてみることにしました。
これが「茶味積み」の始まりであ~る。もしかしたら僕の知識不足でこの積み方をする人がいるのかもしれないけど、勝手に名付けちゃいました。
この初手からはだぁ積み、鍵積みに派生することができます。
ただ、あくまで派生可能ということで、自分の名前を連鎖につけたかった。その思いから新しい土台を作ったんですね。
それが下の積み方。名を「茶味積み」としています。
左右で3列目4列目の青と黄色がひっくり返っていますが、左を「タイプA」、右を「タイプB」としています(区別する意味はあまりない)。この形なんと、右の緑L字からも発火可能で、3列目に赤を置きさえすれば両方から撃てる「リバーシブル連鎖」なんです。
だからいざという時、赤を引けなくても緑から、緑を引けなくても赤から撃てるんですね。
さらに、この形は1列目の折り返しが1段低くなっていて、おじゃまぷよがそこに2段降ってしまうとなかなか掘り起こすのが大変だったりするのですが、リバーシブルなおかげで左が厳しくなっても右から撃てるんです。
こんな感じに右から発火!
なんと優れた連鎖なんだ!さぁ画面の前のキミも今すぐ茶味積みにチャレンジだ!!
茶味積みの欠点
まぁ、実際組んでみたら分ると思うんだけれど、この土台、4色のぷよをキレイに4つずつ要求するんですね。
そんなキレイな降り方って滅多になくって、ある程度妥協しなくてはいけない。妥協すると当然リバーシブルなんて保てるわけないので、この土台の強みが1つ減る。そして「折り返しが1段低い」というデメリットのみがのしかかる。
そもそも「3列目に赤」が来てるなら、まぁ発火できるよねって思いました。その場で発火しなくても数手後回しにできるのはちょっとうれしいかもしれないけど。
緑の部分を赤で組めたら4個要求はなくなるけど、それはそれで赤8個が偏って来てほしいという…ちょっと厳しいですね。同じ4個ずつ要求のだぁ積みの方が自由がきいていいです。
そしてこの連鎖、連鎖尾に「雪崩」を使えないんですね。まぁ雪崩以外の連鎖尾を勉強すれば、それなりに連鎖尾を伸ばせるし、連鎖尾を使わない「S字連鎖」にしてしまえばいいんですけど、雪崩以外の連鎖尾って結構暴発しやすいし、S字連鎖ってかなりアドリブ力を要求されちゃって、僕ぐらいのレベルで使いこなすのは厳しいと。
というわけで、ほどなくしてこの積み方あんま強くないなぁって思いました。もうちょっと「ぷよ力」ついたらまた使うかも。
そもそもリバーシブルが好きならだぁ積みでええし。最初からだぁ積みでええやん。
ってことで結論としては5段階評価の1ぐらいの土台。一応の強みはあるけどあまり実用的ではないですね。新土台って難しいなと思いました。
なんか、ここまで読んでくれた方がいたら、貴重な時間を使って無駄な話を読んでいただきありがとうございます。そしてすまんかった。
やっぱ僕ぐらいの低級ぷよらーはあんまり出しゃばるべきではないですね。
でも、この形の折り返しは「ロマン返し」って名前が付いてるそうなんです。偶然だけどこの形と出会えたなんてなんだかステキ。