こんにちわ
イトケンです
自分の中で、
ある一定期間、
考えて続けていることや、
強い思いがあると、
自分なりのアンテナが張り、
その情報がよく目にするように
なるときがありませんか
それは、
RASという機能が脳の中で、働いているためです。
脳の機能には、
自分なりの興味、関心ごとを
無意識に多くインプットする
フィルターのような
役割をするRAS
というものがあります。
今回は、
その「RAS」とは一体何なのか?
そして私たちが日常生活で
どのように活用できるのかについてご紹介します。
RASとは何か?
RASとは、「Reticular Activating System」の略称であり、
脳幹の一部に位置する神経回路の集合体です。
この神経回路は、
感覚刺激や情報を
選択的にフィルタリングし、
重要な情報を意識的に
取り込む役割を果たしています。
日常の中にある、
たくさんある情報の中から、
自分にとって、必要な情報だけが
映像として目にうつったり、
音として、耳から入ったりします。
つまり、
RASは私たちが集中したり、
特定の情報をキャッチするための
フィルターとなっているのです。
その中でも、
自分が着ている洋服と、
同じ洋服を着ている人を
よく目にする現象は、
RASの一つの例と言えます。
RASは、私たちが意識的に目を向ける情報を
フィルタリングするため、
日常生活の中で目立つものや
興味を引くものに注目しやすくなります。
例えば、
新しい洋服を着て外に出ると、
自分が着ている洋服に関連する情報(同じ洋服を着た人)が
RASによって優先的に処理されます。
これは、
意識的にその情報を
探しているわけではないのに、
同じ洋服を着た人を
頻繁に目にする現象をもたらしますよね。
RASは、
私たちの注意を引く情報を選別し、
それに焦点を当てることで、
情報処理の効率化を図っているのです。
この現象は、
洋服に限らず、
私たちが関心を持つ対象や
願望に関連する情報についても
起こります。
例えば、
自分が車を購入したばかりであれば、
同じ車を道路でよく見かけるように感じるかもしれません。
これもRASが私たちの願望や
興味に関連する情報を優先的に
処理している結果なのです。
RASはまた、
私たちの目標や関心事に
集中することも支援します。
RASの機能を理解することで、
私たちは情報処理の効率化や
目標の達成のサポートを受けることができます。
自分の目標や関心ごとをはっきりと意識し、
それにフォーカスしていることが、大切です。
そうしていると、
日常生活の中で、
新しい情報に触れている時に、
フィルターに一度、情報が通され、
自分なりの情報が
キャッチアップされていきます。
自分が受け取る情報が、
自分が望むものへ
より一層近づくことができるようになります。
RASは、
目標に関連する情報を引き寄せる力があるため、
目標達成のために重要な役割を果たします。
<まとめ>
RAS(Reticular Activating System)は、
脳の中に存在する神経回路の集合体であり、
私たちが意識的に情報をキャッチアップするための
重要な役割を果たしています。
RASを活用することで、目標達成や集中力の向上など、
より効果的な情報の取捨選択が可能となります。
自分なりの情報をキャッチアップし、
より充実した日常生活を送りましょう。