先日から、過払い請求を弁護士に依頼した場合についてをお伝えしていますが
弁護士に依頼すると、弁護士費用がかかるというディメリットがあります。
実は、過払い金の請求は自分でできないことはありません。
自分でした場合は、下記のような流れになります。
個人で過払い金請求をする場合
①貸金業者に電話をし、自分の過去の「取引履歴」を取り寄せる。
②取り寄せた履歴を元に、過払い金(引き直し)計算をする。
≫≫≫ 引き直し計算の仕方
③過払い金が発生しれいれば、過払い金を貸金業者に請求する。
④貸金業者と和解交渉。
⑤和解金額が合意に至れば、貸金業者から和解の書類が送られてきます。
→和解に至らなければ、過払い金返還請求訴訟へ
⑥裁判準備と並行しながら、貸金業者と和解交渉
⑦和解すれば、合意額が貸金業者より口座に入金されます。
これらが、自分で過払い金の請求をする流れです。
しかし一概には言えませんが、貸金業者は一般の方が相手だと、
プロではない、法律のことはわからないだろうと、
不当な額を提示してくる恐れがあります。
巧みな話術を駆使し、できるだけ少ない額で和解しようとしてくるでしょう。
総合的に考えると、弁護士などの専門家に依頼するのが良いのかもしれません。