キャラクターマーケッターふじたにのブログ -7ページ目

コミを呼ぶ仕掛け(1) 物語を作る

さて、これから数回に渡って、口コミを呼ぶ仕掛けについてお話していこうと思います。第一回目は「物語を作る」です。

ちょっと興味深いデータがあります。廣告社による「くちコミ調査2010」によると、実際に購入した商品について認知したのは店頭で見てが一番なんですが、興味を持ったり、購入したりしたきっかけの第一位は、ともに「知人・友人からのくちコミ」でした。

$キャラクターマーケッターふじたにのブログ-クチコミ1つまり、不特定多数の消費者から実際に商品を購入する顧客に深化させるには、口コミが非常に重要な役割を果たすということですね。
それでは、どうやったら口コミを作り出すことができるのか? それがわかれば誰も苦労はしませんよね。私もこれから紹介する方法で、口コミができるとは保障できません。ただ、口コミが起こる可能性を少しでも高める条件みたいなものをご紹介できればと考えています。

では、口コミってなんでしょう? 一度ご購入いただいたお客様が、他のお客様にその商品なりお店なりのことを喋ることですよね。だとすると、お客様に喋ってもらえるように、喋りやすくする工夫をすることから始めるといいと思います。そのためにはまず覚えてもらいやすくする必要がありますよね。

歴史の年表を記憶するときに、ただ数字と事実を記憶するのではなく、起こった事実と年を語呂合わせして、例えば「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」のようにして憶えましたよね。それと同じで、商品や店の特徴もストーリーがあった方が記憶に残りやすいのです。

例えばカーコンビニ倶楽部。「なんで魔女なんですか?」って聞かれたら「鈑金塗装って、昔は修理するまでいくらかかるかわからなかったし、へこみをたたき出すのも、塗料の色あわせも、職人のカンにたよってたんだよね。修理に一週間かかったしさ。それがカーコンなら3分で見積もりが出て、専用の機械で誰でも同じ仕上がりで、1時間ほどで修理できるんだ。昔から比べたらまるで魔法のようだよね。魔法のような技術、だから魔女なんだよ」って答えます。

すると、細かなところは憶えられなくても、お客様自身の体験(短時間修理や正確な見積もりなど)とあいまって、「カーコンの修理って、魔法みたいに早くてきれいなんだ」と装飾詞つきで憶えてもらえます。ウンチク好きなお客様なら、それこそ「昔はさぁ」から始まって、「なぜキャラクターが魔女なのか?」まで話してくださいます。

このように、あなたのお店やサービス、商品にキャラクターを作るとき、このように語ることができる「お店やサービス、商品」に絡めた物語を作ってあげる。そして、それをPOPやトークなどで積極的に話してあげると、口コミが起こる可能性が増えてきます。

ぜひ、試していただきたいと思います。
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ブログ用のキャラを作ってみた

販促コラムは文字ばかりなので、ちょっと読みづらいかと思って、このブログで狂言回しをしてくれるキャラクターを作ってみました。猫耳アシスタントの「にゃん」と作者の私です(笑)。今後、このブログで活躍してくれることでしょう。
$キャラクターマーケッターふじたにのブログ-ブログキャラ



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キャラクターを優秀な営業マンに育て上げる

この前、某スポーツ用品メーカーの方から、インターネットを使った販促で、どういうことができるのか相談を受けました。そのときに聞いた話なんですが、最近は高校生の倶楽部活動でも、オーダーメイドでグラブとかを作るんだそうです。そのときに、採寸するだけでなく、その人のプレイスタイルのヒヤリングを行い、ポラロイド(今時!)で顔写真を撮って、クラフトマンに送るんだそうです。
プレイスタイルまではまだわかるんですが、顔写真がなぜ必要って思うでしょう。私もそう思いました。それで、聞いてみました。「なぜ、顔写真までひつようなんですか?」って。そうしたら「クラフトマンが顔写真があったほうが作りやすいらしい」という答えでした。

現実的にはキチンと採寸された型紙があれば、グラブはできますよね。それに自己申告とは言え、プレイスタイルまでわかれば、さらに細かな調整ができます。真剣にやっている高校生は、クラブ活動といっても相当の練習量でしょうが、プロではないのですから、ほとんどが初めて作るオーダーグラブでしょう。だとすると、それだけでも相当満足のいくものが作られると思うのです。

それでも、顔写真があった方がクラフトマンにとっては、作りやすい。それはなぜかというと「顔が見えた方が相手のことを想像しやすい」かららしい。


これはお店や商品とお客様の関係にも言えることです。すし屋の親父が頑固そうな顔をしていれば、頑固な親父が選んだ寿司ネタは、きっと新鮮なんだろうと想像するようなものです。

でもね、店の親父の顔は店に入ってもらわないと見てもらえません。まさか、一日中、店の前に立って呼び込みをするわけにもいきませんよね。店主自らが下手にそんなことをしたら、よほど流行っていない店だと思われてしまいます。

もっと言えば、メーカーが作った商品は、どんな人が作っているか想像のしようもありませんよね。これでは、その商品に愛着を持っていただくのは至難の技です。

だから、キャラクターに代わりにコミュニケーションをとってもらうのです。遠くのお客様には広告やチラシ、近くのお客様には看板などで、しっかりとキャラクターを出していきましょう。そのときに注意して欲しいのは、あなたのお店なり会社で、看板商品とセットでキャラクターを使うということ。


特に初回接触のときは重要です。最初の接触が強く記憶に残りますからね。逆にそのことを怠ると、キャラクターが一人歩きして、キャラクターと商品が結びつかなくなり、販促効果は少なくなります。お客様が、あなたのキャラクターを想像するときに、セットであなたの商品が思い出されるようにすることが大切なのです。

つまり、お客さんがお米が少なくなってきたなと思うときに、同時にお米屋さんの御用聞きの顔が思い浮かぶようになったら、そのお客さんは、よそでお米を買うことはないということです。この御用聞きの顔がキャラクターですね。

優秀な営業マンは「商品を売る」のではなく、「自分を売る」のだそうです。しかし、優秀な営業マンではない普通の人にとって、「自分を売る」よりキャラクターをお客様に覚えていただくことの方が簡単だと思いませんか?

これがキャラクター販促なんですね。


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