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 苦しみの先に見えた光

日常の中で感じる小さな気づきや癒しを共有し、共に心の平穏を目指すブログ

防衛反応の中で生きている私たち

 

 

人はみんな、心を守るために「防衛反応」を使って生きています。

これは心理学の世界ではよく知られた言葉ですが、

日常の中ではそれがどれだけ私たちの言動や関係性に影響しているか、

気づかないまま過ごしていることが多いように思います。

例えば、相手の言葉にイラッとしたとき。

悲しいのに怒ってしまうとき。

つい冷たくしてしまうとき。

そして、自分を守るために嘘をついてしまうこともある。

 

無意識に、私たちは「自分を守るための反応」をしているのです。

 

そして、私の身近な人たち

みんなみんな、それぞれの傷ついた経験や背景の中で、

防衛反応を使いながら一生懸命生きているのだと思いました。

 

ときにその反応が、誰かを傷つけてしまうこともあります。

でもそれは「悪意」ではなく、「恐れ」や「痛み」から来ているもの。

誰かを責めるよりも、

「そうせざるを得なかった何か」があったのだと、

やさしいまなざしで見つめられる自分でありたいと思います。

 

まずは自分自身が、

「いま私は自分を守ろうとしてるな」って気づいてあげること。

気づけば、選べるようになります。

 

傷つけ返す代わりに、ただ深呼吸してみる。

怒りの裏にある悲しみに寄り添ってみる。

「本当はどうしたかったの?」と、そっと自分に問いかけてみる。

 

私もまだまだ、日々ゆらぎながら過ごしています。

それでも、「気づくこと」からすべてが始まると信じています。

 

防衛反応の中で生きる私たち。

だからこそ、やさしさを選べる人でありたいですね。

沢山の苦しみを超えて

 

 

これまで、たくさんの悲しみを経験してきました。

涙があふれて止まらない夜。

自分でもどうしたらいいかわからない日々。

そんな時期が、何度もありました。

 

でも、いつからか気づいたことがあります。

 

それは

悲しみも、ただ「流れていくもの」だということ。

ずっと心に居座っているように思えても、

ふとした瞬間に、少し離れて見られるようになっていたりする。

 

まるで、遠くを流れる川を見ているように。

 

「あぁ、今、自分は悲しみを感じているんだな」

そんなふうに、ただ見つめていると、

その感情は少しずつ、静かに通り過ぎていく。

 

そして気づくのです。

心のもっともっと奥深いところには、

何があっても揺らがない「やすらぎ」があるということ。

 

どんなに悲しみが押し寄せても、

そのやすらぎまでは届かない。

 

わたしの中に、ずっとあったもの。

静かで、あたたかくて、どこまでもやさしい場所。

ただそこに、やすらぎがある。

 

そう思えるようになってから、

悲しみが怖くなくなりました。

 

すべては流れていくもの。

でも、やすらぎはずっとここにある。

 

今日も静かに、深く呼吸をしてみます。

そして、自分の中のやすらぎに、そっと触れてみます。

 

 

私は私の味方でいたい

 

時々、ふとした瞬間に「見捨てられ不安」がよみがえることがあります。

 

相手の表情、態度、言葉の端々に敏感になり、「私、嫌われたのかな」

「もう大切に思われていないのかな」と、

不安な気持ちがざわざわと心の奥から湧き上がってくる。

 

以前の私なら、その不安をどうにか消したくて、相手に確認したり、

心を閉ざしたり、時には自分を責めたりしていました。

 

でも今は違います。

 

自己受容というプロセスを通ってきた今、私は知っています。

この「見捨てられ不安」は、過去の経験が作り出した“幻想”のようなものだと。

 

小さな頃に感じた「見てほしい」「大事にしてほしい」「置いていかないでほしい」という気持ち。

その願いが叶わなかった痛みが、今でも心のどこかに残っていて、

似たような状況に出会うと、まるで昔の自分が顔を出してくるのです。

 

でも私は、その小さな自分を責めることはしません。

むしろ、そっと抱きしめるように、こんなふうに心の中で声をかけてあげます。

 

「そうだよね。見捨てられるの、怖いよね。すごくわかるよ

 ひとりぼっちになるのって、辛いよね。」

 

そして、こう続けます。

 

「でも大丈夫だよ。もう私は、私を見捨てないから。」

 

世界中に見放されたと感じるような出来事があったとしても、

私は、どんな自分であっても、どんな気持ちを抱いても、決して見捨てない。

 

怖がっている私も、傷ついている私も、ちゃんと受け止めて、そばにいてあげる。

 

そう思えるようになってから、心の中の不安の波は、少しずつ静まっていきました。

 

見捨てられ不安は、誰の心にもあるものです。

特に、過去に深い寂しさや傷を抱えてきた人ほど、それがよみがえってくることがあります。

 

でも大丈夫。

 

本当の安心は、誰かに与えてもらうものじゃなくて、自分で自分に与えてあげられるんです。

 

今日も、心の小さな声に寄り添いながら、優しく丁寧に生きていきたいと思います。