今日は県南の「弥治郎こけし村」で開催中の「雛の宴展」へ行ってきました。
展示場内は撮影禁止だったので、写真は撮れず。
ひととおり展示を見た後、同じ敷地内にある新山吉紀・真由美ご夫婦の工房へ。
人気の工房はお客様でいっぱいでしたが、真由美工人は所要で外出中。
夫婦漫才のようなやり取りを見られるかなぁと期待していたのですが、残念。
吉紀工人自身も、今朝福島市飯坂(いいざか。温泉で有名)から帰ってきたばかりということで、相変わらずお忙しそうでした。
工房に入るなり、吉紀工人が「あなた達もひなこけし見に来たの?最近若い人が結構来るようになったんだよね」と私達に話しかけてきたので、「そうです。」というと、「確か仙台から来たんだよね。あちこちで何度か見たことはあるけど、名前は聞いてないんだよなぁ。」と言われたのですが、あえて自己紹介はしませんでした(^^;)
工房には私達の他に、子供連れのお客様が2組。
そのうちの1組は、吉紀工人の長男のお嫁さんとその子供さん、そしてお嫁さんのご両親でした。
工房では吉紀工人が、お客さんの子供相手にコマの回し方を見せていましたが、子供は小さくてコマには興味が無いらしく、お父さんが代わりに挑戦していました。
私が「去年12月にフランスのルーブル美術館で実演されたんですよね」と話を向けると、吉紀工人がその時の写真を見せつつ、話をして下さいました。
それを知らなかったお客様は、「え~、こけしの実演で海外に行くなんてすごい」とびっくりしていました。
そのうちお昼になったので、皆さん食事をしに工房を出て行き、我々だけが残されました。
吉紀工人が「お茶出すから飲んで行ったら?」を気を使ってくれたのですが、外は吹雪だったので帰り道がどうなっているか分からないということもあり、「私達もお昼を食べに行くのでお構いなく」ということで失礼して車に乗り込みました。
しばらく走った所(結構山の中)で、吹雪のため前が見えなくなってしまい、危うく車で事故るところでした。
そこを何とか突破して山を降りて行くと、廃工場の敷地のようなところに軽自動車が1台突っ込むように止まっていたので、旦那が見るに見かねて様子を見に行くと、運転手が言うには「前が見えなくなってしまいそこに突っ込んだ。でもJAFに連絡したので大丈夫」とのこと。
私達もついさっき前が見えなくなったこともあり、雪道では慎重に運転しないとダメだなぁと話をしながら帰って来ました。
途中コンビニで休憩したのですが、あまりに車の状態がひどかったので、写真を撮ってみました。
「一体どこを走ってきたんだ」と言わんばかりの状態で、旦那と笑うしかありませんでした。
ここは天気が良かったので、少しずつ雪は溶けてきていたのですが、仙台市内に入ってまた吹雪になってしまい、車はこれ以上にひどい状態になりました。
「雛の宴展」は3月3日まで開催されているので、本来だったら最終日に行く予定だったのですが、旦那が「仕事が入るかもしれない」ということで今日にしたのですが、えらい目に遭いました。
もしこれから行こうと思っている方、弥治郎こけし村は山の中ですから、悪天候も考慮に入れて出掛けたほうがいいですよ。