前回のつづき
紹介状を持ってはじめて大学病院に行ったのですが、精密検査がまぁ大変で。
ただでさえ病院が大きくて広いのに、
両手のレントゲンから始まって
関節の超音波やX線、採血とあらゆる検査を受けなければならなかったので、なかばたらい回し状態で院内を歩き回りました。
それだけでもうヘロヘロ
そして検査の結果、
やはり関節リウマチだと診断されました。
主治医の先生曰く
超初期症状の段階で来院したので、
薬を飲めば数ヶ月で両手のこわばりは治るでしょうとのこと。
こわばりに加えて関節が腫れたり、もっと進行して手指が変形して動かなくなるなどの症状が出てから治療を始めていたら元に戻らない可能性があったことを伝えられて震え上がりました
早期発見と早期治療って大事ですね。
処方された飲み薬(リウマトレックス)を服用するようになってから、1ヶ月ほどでこわばりがなくなり、病気のことを忘れてしまうほど毎日快適に過ごしていました。
でも、悲しかったのは
この状態は「完治」ではないこと。
「寛解」という病気の症状が一時的に軽くなったり消えたりした状態であって、今後完治するかどうかはわからないと伝えられたときは、病気になったことを心の底から恨みました。
親族でリウマチになった人誰一人いないのに
私だけなんで…うぅ
大学病院には月1で通院しなければならなく、採血して結果を見て都度飲み薬を処方してもらうという流れで治療を進めました。
妊活に向けて
治療を始めてから半年経った頃、
先生に妊活について相談しました。
すると今飲んでいる薬は妊活中使用できないので、自己注射(皮下注射:シムジア)に切り替えましょうと提案されました。
自己注射…
ただでさえ注射が苦手で針を直視できない私にとって血の気が引くような提案でしたが、妊活をするにはこの選択肢しかないので泣く泣く受け入れました。
注射器自体は針が見えない&お腹や太ももにグッと押し当てるだけという簡易的なもので使いやすくよかったのですが、針が入るときの衝撃に毎回びっくりするのと、針も極細じゃないので普通に痛い。なんなら痛すぎる
2年近く続けている今でもこの衝撃と痛みに全く慣れません
しかもこの注射、1本あたり約6万円、保険が適応されても自己負担で3.4万円するんです
高い
高すぎる
最初は2週間に1回、2本打たなければならなかったので、約16万円(注射代+診察代他諸々)の支払いに驚愕しましたひーーー
2週間に2本の注射を1ヶ月半続けて、問題がないことがわかってからは2週間に1本と本数を減らし、3週間に1本、1ヶ月に1本、と少しずつ間隔を開けて今は2ヶ月に1本注射を打っています。
妊活のために自己注射に切り替えて、先生に「妊娠したら注射を打たなくてもいい」と言われている中で、なかなか授からず高額な注射代ばかり支払っていることを考えると、自分何してるんだろうって虚しくなって泣きたくなります
持病の治療費に不妊治療費とダブルパンチで
辛すぎますが、全ては妊娠するため。
やるしかないですね。
持病治療と不妊治療を両立されている方がいらしたら、ぜひお話を伺ってみたいな
読んでいただき、ありがとうございました