今日のは長いよ~。
某ムックの仕事もいよいよ入校が目前に迫ってきました。
ひととおりの再校は出し終わって、戻り待ち。
文字の大小、色の吟味、字詰めやらなんやらの微調整を、
土日ですすめているところです。
僕は字詰めもちゃんとやりたいので、
できるだけ赤字対応・文字修正まで引き受けるようにしています。
印刷所に流し込みまでやってもらう場合、
きれいに字詰めまでちゃんとやってくれないことが多いから。
ホントにテキストを流し込んだだけってこともあるからね。
InDesignは自動的な字詰めができるので、
Quarkでやってた頃よりマシにはなったけれど、
それでも手作業での調整は不可欠で。
昔の「写植屋さん」「版下屋さん」には、
志や技術の高さを感じることがありました。
字詰めのきれいさにほれぼれするとか。
別に一流というわけじゃない、
近所のジジイがやってる写植屋さんの話です。
でもDTPになってから、
そういうことが少なくなった気がします。
パソコンのおかげで、初心者でもソフトの使い方さえ覚えれば、
短時間でなんとなく出来ちゃうようになった。
未熟な人がオペレーションやるとすぐにわかって、
校正があがってくるとがっかりすることもしばしばです。
せっかく良い感じでレイアウトしたのが台無しになった気分。
これは仕事の流れや仕組みの問題もあるから、
やむを得ない部分もあるんだけど。
デザイナーもデザインを考えるってところ以外の、
オペレーションの時間が増えちゃった。
かといって、組版専門でDTPやってるわけじゃないし、
時間が余分にあるかというとそうでもないので、
こちらも未熟なまま入校して、
オペレーターの反感を買うことも多いようで。
一般的にオペレーターって、
デザイナーより格下扱いされることが多いように思うけれど、
ちゃんとやってる人は、驚くほどハイレベルです。
僕なんかが入校してデータを見られると思うと、
ちょっと恥ずかしくなるほどだったりします。
以前、InDesign修業のつもりで、
オペレーションのバイトをしたことがありますが、
そこでレベルの高いオペレーションというものに、
はじめて接してそう思いました。
ただ、オペレーションの技術は高いんだけど、
DTPに思い入れがあるわけじゃなく、
ただの職業として仕事しているだけみたいな感じ。
各自作業をこなすだけで、必要以上のことはしていませんでした。
組版次第でかわるデザインのバランスというものがわからないの。
そりゃ、無理なもないんだけど、なんだかもったいない。
普段、お互いに接点はあまりなく、
相手のいないところで文句を言い合うような間柄ですが、
向き合って仕事が出来たらクオリティはあがるし、
楽しいと思うんだけどなあ。
組版を理解したデザイナーと、
デザインを理解したオペレーションの握手。
それがなかなか実現できそうにないので、
当分の間は、自分で全部やらないといけないみたいです。
某ムックの仕事もいよいよ入校が目前に迫ってきました。
ひととおりの再校は出し終わって、戻り待ち。
文字の大小、色の吟味、字詰めやらなんやらの微調整を、
土日ですすめているところです。
僕は字詰めもちゃんとやりたいので、
できるだけ赤字対応・文字修正まで引き受けるようにしています。
印刷所に流し込みまでやってもらう場合、
きれいに字詰めまでちゃんとやってくれないことが多いから。
ホントにテキストを流し込んだだけってこともあるからね。
InDesignは自動的な字詰めができるので、
Quarkでやってた頃よりマシにはなったけれど、
それでも手作業での調整は不可欠で。
昔の「写植屋さん」「版下屋さん」には、
志や技術の高さを感じることがありました。
字詰めのきれいさにほれぼれするとか。
別に一流というわけじゃない、
近所のジジイがやってる写植屋さんの話です。
でもDTPになってから、
そういうことが少なくなった気がします。
パソコンのおかげで、初心者でもソフトの使い方さえ覚えれば、
短時間でなんとなく出来ちゃうようになった。
未熟な人がオペレーションやるとすぐにわかって、
校正があがってくるとがっかりすることもしばしばです。
せっかく良い感じでレイアウトしたのが台無しになった気分。
これは仕事の流れや仕組みの問題もあるから、
やむを得ない部分もあるんだけど。
デザイナーもデザインを考えるってところ以外の、
オペレーションの時間が増えちゃった。
かといって、組版専門でDTPやってるわけじゃないし、
時間が余分にあるかというとそうでもないので、
こちらも未熟なまま入校して、
オペレーターの反感を買うことも多いようで。
一般的にオペレーターって、
デザイナーより格下扱いされることが多いように思うけれど、
ちゃんとやってる人は、驚くほどハイレベルです。
僕なんかが入校してデータを見られると思うと、
ちょっと恥ずかしくなるほどだったりします。
以前、InDesign修業のつもりで、
オペレーションのバイトをしたことがありますが、
そこでレベルの高いオペレーションというものに、
はじめて接してそう思いました。
ただ、オペレーションの技術は高いんだけど、
DTPに思い入れがあるわけじゃなく、
ただの職業として仕事しているだけみたいな感じ。
各自作業をこなすだけで、必要以上のことはしていませんでした。
組版次第でかわるデザインのバランスというものがわからないの。
そりゃ、無理なもないんだけど、なんだかもったいない。
普段、お互いに接点はあまりなく、
相手のいないところで文句を言い合うような間柄ですが、
向き合って仕事が出来たらクオリティはあがるし、
楽しいと思うんだけどなあ。
組版を理解したデザイナーと、
デザインを理解したオペレーションの握手。
それがなかなか実現できそうにないので、
当分の間は、自分で全部やらないといけないみたいです。