昨日の午後、汐留で打ち合わせのあと、
ギンザグラフィックギャラリーで、
平野敬子さんの展覧会を観てきました。

これまでの主な仕事を振り返る内容で、
制作コンセプトなどをまとめた本も出版、
受付で本を貸し出していて、
解説を読みながら作品を見られるようになっています。

平野さんの作品の魅力は「美しさ」です。
デザインはコンセプトに立脚してこそと
考える向きもありますが、
こんなにきれいなんだから、
理屈なしでもいいんじゃないの?

たとえば海に沈む夕日の美しさに
コンセプトなんてないわけだけれど、
人はそれを美しいと思うし、
眺めていたいと思うもの。
彼女の作品にはそういう魅力があります。
ちょっと大げさかな。

だから僕はテキストなどいっさい見ず、
展示作品だけを楽しんで帰ってきました。

でも、展覧会のポスターはイマイチだったなあ。