東京都内でよく見かけるオリンピック誘致のイメージポスター。
選手の顔が個人を特定しにくいデザインになっているせいか、
ポスターとしてインパクトに欠けてます。
きれいでカッコイイんだけれど、
お行儀が良すぎる感じばかりが印象に残ってしまう。
とかいいつつ、好き。

白地に結び目マークど~んの看板なども見かけるけれど、
インパクトがあるし、見た人のイメージの膨らみも誘えるから、
現時点での広告としてはあちらのほうがいいんじゃないかなと思う。

結び目マーク自体は特別優れているとも思わないけれど、
願いとか思いとか、そういうものが自然に伝わってきます。
そして、キレイ。

オリンピックのポスターと言えば、
思い出すのはやっぱり亀倉雄策先生。
傑作ポスターを復刻するなんてキャンペーンしてくれないかな。
1枚1000円くらいで買えるようにして~。

北京オリンピックのコンペで落選した原研哉さんのデザイン、
ポスターじゃなく、マークやサインのデザインプランが
デザイン雑誌に載ってるのを見たけれど、
あちらもかなり良い感じです。
テレビで見た採用案と比較しても劣っているとは思えないし、
採用されなかった理由を知りたいところ。
パワーに欠けるってことかな?

オリンピック開催の是非はともかく、
デザイン業界もある種の盛り上がりを見せるだろうと思うと、
ちょっとワクワクします。