今日は、父の「明日の幸福」を見てきました。
父は出演では無くて演出です。
昭和30年代の話で、3世代の女性の話でした。
笑えて、ジーンときて、心が優しい気持ちになる作品でした。
この劇団は「銀の会」と言って、60歳以上が参加できる条件です。
自分の為に生き、他者の為にも生き、少しでも社会に恩返しをしようとの
願いを込めて活動をスタートしたそうです。
今日は、天候も悪かったので、昼の回はあまり人が入らなかったのでは?
と思ってましたが、何と立ち見が出たらしいです
えがったぁ明日はどうかなぁ。
前にも書きましたが、父はずっと演劇をしていて、昔も劇団を作っていました。
身内が出てると、どうしても贔屓目で見てしまうという方もいると思いますが、
私は全く正反対で、割と・・・と言うよりもかなり厳しく見てしまいます 母もそうですね。
ダメだし凄いですよぉ~
でも、自分が好きな事をずっとやり続けるって凄いなぁって思います。
そして、この歳になっても好きだと思える物があって、出来るというのは幸せな事だなぁ
自分の一生の中で、そう思える事がある人は、どの位いるのでしょうね。
自分の父親としてでななく、一人の人間として尊敬します。
公演のチラシの父の文章の最後はこう綴ってありました。
「今は、将来の希望は全くと言っていい程、見えにくい世の中になってきてはいる。
何処を見ても、暗い題材に事欠かない昨今、折角気張ってみても
すぐ萎えてしまう状況ばかりだけだけれど、せめて自分の周りだけでも、
明るく小さな夢でいいいからその夢の実現へ向けて、一緒に進んで行きたいと思う」。
私も頑張ろう・・・。