医と食から子育てをサポートするDr.HAYAMAです。
クリニックでドクターとして働きながら
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今、子どもの食育のお仕事の一環で
スポーツを頑張っている子ども達への食育
という講座をスター
今日のブログは
先日の講座内でもお話しした
巷で良く聞く
成長痛について
成長痛って
背が急に伸びる時に出る骨の痛み
みたいなイメージがありませんか?
人によっては
伸びる時の音が聞こえるとか
実は成長痛って
医学的には曖昧な概念で
そんな診断名はない
というお医者さんもいます
ただ、少なくとも
骨が伸びる痛みではない
成長痛という診断が使われるのは
3歳から5歳くらいの子が
夕方になると足が痛いと言い出すけど
朝にはケロッとしている
検査をしても何も異常がない
そんな時です
原因はよくわかっていません
小さいわりに活動量が多い時期なので、疲れがたまっている
とか
ちょっと甘えたい気持ちの表れ
とか
色々言われていますが
なので、多くの人がイメージする
ぐんぐん背が伸びている成長期の子の足の痛み、というのは
成長痛という診断にはなりません
こういう痛みって
実はスポーツをしている子に多くて
はっきりと骨や腱や筋肉にケガをしているわけではないんですが
関節や腱を使い過ぎて
軽く炎症を越している状態のことがあります。
実は私自身
小学校高学年の頃に
足首というか踵というか
アキレス腱の下あたりがずっと痛くて
整形外科で調べたのですが
どこにも異常はなく
成長痛じゃないか、という事になった経験があります
はっきり覚えていませんが
たぶん、先生が言ったのではなく
私の両親が勝手に言ってただけ
成長痛だねーと言われた私は
痛みを我慢しながら練習を続けていたので
全然治らず
かなり長期間苦しみました
これね、今ならわかります!
成長痛じゃない
たぶんバスケのし過ぎで
アキレス腱付着部に炎症を起こしてたんです
なので
痛みが落ち着くまで足に負担がかかる練習はお休み
というのが正解だった
成長期のスポーツっ子が
肘や肩、膝や足首、踵なんかが痛いと言った時は
練習のし過ぎの可能性も考慮して診断しないとなー
と
過去の自分を思い返して
肝に銘じるDr.HAYAMAでした
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