16日の午後に教室でぴょん太の顔を仕上げる事にしたので、ぴょん太はちょっぴりお休みです。
顔&胴体が仕上がれば、爪をつけてつなげて綿入れ…と、ぴょん太完成も残り僅か。
というわけで登場したのが、3体目の大きな子、バロンです。
『こんにちは
僕はバロンです。聞いてくださいよ、僕、最初から可哀想なんですぅ…
』
あらら、どうしたの
『あらら、どうしたの
じゃないよ
僕、クマ太郎のお下がりモヘアのつぎはぎだらけじゃないか
』
うぅぅぅ…
とまぁ、こんなクレームがつけられそうなバロンなんです。
実はバロン。
私の中では、白黒のアルパカを使う予定でいました。
恵比寿のイベントの際に、夫を連れて行ったのですが、会場でクマ太郎たちのモヘアを買うことにしていた私。
ぴょん太の茶色のモヘアと、クマ太郎の白黒モヘアで、散財した後に、
「あの…。ぱ、パンダの為にアルパカも必要なんです…。白と黒…。大きいから、多分1ヤードずつ…。」
と言ってみたのですが、夫は初めて接したモヘアの値段に気絶寸前。
そんな夫に、更にアルパカが買いたいとのたまう妻。
で、とうとう…。
「先に買った分使いきったら買いなさい」
と言われて、バロンのアルパカは買えませんでした。
やっとバロンを作れる段階までやってきて、この前切り出してみました。
「あ、あの…ば、バロンの…パンダのアルパカが…。」
ジロリ…(おいコラ。クマ太郎のモヘア残っているの知っているんだぞ的眼差し。)
「あ、あの…クマ太郎ちゃんの残りのモヘアが足りなかったらと言う事で…。」
小心者ゆえにアルパカ買いますと言い切れず、クマ太郎のモヘアを使ってみる事に。
黒は余裕で切り取れて、問題は白。
ギリギリ取れそうで、取れず、荒業『2個イチ』を使う事に。
ガセットの型紙の納まらない部分を切り離して2個パーツにして縫い合わせ…。
ふぅ。何とか間に合ったぜ
と一息ついた私は、黒のモヘアも切り始め、バロンのパーツが勢ぞろいしてホクホク顔に。
そんな私の目に、信じられない文字が。
このピタパンみたいなパーツは取り説でいうところのBack head。後頭部らしいのですが、ずっと気になっていました。
これ、どうやって縫うんだい
気になって久々に取り説を見たら、なんと、パーツ一覧の、このパーツの最後に『×2』の文字が
これ、左右対称で2枚必要だったなんて
いやぁぁぁぁぁぁぁ
もう無いよぉ
モヘア無いよぉ
と涙目になる私。
追加でモヘア買うなら、アルパカ買えば良かった。
っていうか、全部切っちゃったし。
うぅぅぅぅ…。
そんな時、思ってしまったのです。
どうせ、買いなおすんだったら、悪あがきをしてからにしよう。
またあの荒業を使うしかない
巨大なピタパンをクマ太郎のハギレで組み立てる
クマ太郎、パーツがでかかったので、切り落とした時に出るハギレが結構大きい物があったんです。
ハギレの毛の流れを見て、並べて、型紙をあわせて切って…縫って…。
で、これ(一部まだ途中)
↓
『これは酷過ぎます…。酷すぎるでしょう
2個どころか、10個だよ
』
でもね…。
でもね…。
表に返して毛を掻き出すと、分からなくなりそうなんです…。10個イチっていうのが。
もう少しで組み立て(縫い合わせ)終わるので、その後どうするかを考えたいと思います。
バロンもこんな感じでデカイです。
本当は一部、黒いレザーを使うって書いてあったのですが、レザーじゃなくて、黒のミニチュアファーに変更しました。
そして、足裏のパーツに、白モヘアと指示があるものがあったのですが、ネットでパンダの足裏を見たら、白毛じゃなくて黒毛だった事と上記事情で白モヘアがない事もあって黒に変えちゃいました
こんな受難続きのバロン
ですが、こちら、よろしくお願いします