お読みいただきありがとうございます😄


朝イチで、
大徳寺瑞峯院さんでお抹茶をいただき、
堀川北大路にある昭和なレトロ喫茶
翡翠」でモーニングを食べ、
堀川通りを南へ。


やってきたのはこちら。
裏千家さんの茶道総合資料館






お写真お借りしました



現在、こちらの展覧会が開催されています
展覧会のチラシです👇️

淡交会の会員の方のみならず、
同門会会員も会員証の提示で
割引きになりました。





かなり質の高い展覧会でした。
馬蝗絆(ばこうはん)が
展示されていたんです!
お写真はホームページからお借りしました。

馬蝗絆は、トーハクが所蔵する中国・南宋時代の青磁茶碗の銘です。室町幕府八代将軍 足利義政の所有で、使ううちにヒビが入ったため、宋に送り返し代わりを求めたところ、同じものはもう作れないということで、ひび割れを鉄の鎹(かすがい)で修理され送り返されてきたそうです。




キョロキョロどうしてこんなホチキスみたいなもので
止めてあるのに、ヒビがさらに広がらないのか
本当に不思議でなりませんキョロキョロ
青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆
東京国立博物館蔵
(展示期間: Ⅰ期)




唐物肩衝茶入  銘 松山
東京国立博物館
(展示期間: 通期)



高台寺蒔絵棗(なつめ)
野村美術館蔵
(展示期間: Ⅰ期)


「金継ぎ」「漆継ぎ」「編み直し」
「鎹(かすがい)継ぎ」「仕立て直し」


写真は展覧会のチラシから。
名品や愛用の品が、劣化やふとした粗相などで
割れて(割って)しまったりした時、
昔の人達は様々な手法で蘇らせ、
長く愛でてきました照れ

それが返って、その品の「味」や「景色」
になったりします。



以前、京博の国宝展で鑑賞した唐物茶入。
大阪夏の陣で焼け落ちた大阪城から
捜し出されたもので、それが職人の技で
見事に再生されたことに感動しました。

X線で撮られた写真を見るとバラバラな
状態。それが漆でつなぎ合わされ、
外見上は全く分かりません。

日本の職人さんってスゴイびっくりキラキラ

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今回の展覧会
細川忠興、土佐三紀、本阿弥光悦、
尾形乾山、野々村仁清、金森宗和、
長次郎、飛来一閑、中村宗哲

東博や永青文庫、三井記念美術館、
野村美術館、香雪美術館、藤田美術館などから
名品が出展されています。


お茶を学んでいる方は是非!
オススメの展覧会ですウインク

(展示時期をご確認ください。)









照れ