本日もお読みいただきありがとうございます😊
今日は、若い頃に読んだ本をご紹介します。
仕事で日本と海外を行ったり来たりしていた時代、
いつも制服のバッグに
お守りのように入れていました
日々忙しく過ごし、
また世の中の目まぐるしい動き(バブル時代・・・
人々がお金に踊らされていて、何かがおかしい
と感じていました。)に流されそうになった時など、
パッと開いて何ページか読むと、
本来の自分に戻ることができた本です。
古い本ですし、もうふちもぼろぼろです
アウレーリウス(121-180)はローマ皇帝で哲人。蕃族の侵入や叛乱の平定のために東奔西走したが、わずかに得た孤独の時間に自らを省み、日々の行動を点検し、ストアの教えによって日々の力を得た。本書は静かな瞑想のもとに記されたものではあるが、著者の激しい人間性への追求がみられる。古来もっとも多く読まれ、数知れぬ人々を鞭打ち励ました書。
私が持っているのは
1990年版ですね
今では心臓に毛が生え、何事にも動じぬ
OBBになってしまいましたが
20代から30代にかけての頃は
とっても繊細だったんですよ笑
「如何に生きるか。」なんて悩んでいました。
今は気恥ずかしくて、
口にも出せないですけどね。
凄い大雑把な線の引き方です
多分ホテルのベッドで寝ながら?
今から2000年近く前の
ローマ時代の皇帝(卑弥呼より前の時代)が、
現在を生きる私達と同じようなことを
考えたり悩んだりしていたことに
感銘を覚えたんですよねー。
一見難解だけど
人としてこうあるべきだということを
えんえん綴っていたりして。
今読み直しても
未来のことで心を悩ますな。必要ならは君は今現在のことに用いているのと同じ理性をたずさえて未来のことに立ち向かうであろう。
とか
一緒になって大きな声で嘆かぬこと、騒がぬこと。
とか
全ては主観に過ぎないことを思え。その主観は君の力でどうにでもなるのだ。したがって君の意のままに主観を除去するがよい。するとあたかも岬を回った船のごとく眼前に現れるのは、見よ、凪と、まったき静けさと、波もなき入江。
とか
2000年の時を超えて
現代にも通じませんか?
今はもう十分に考える時間を持てる毎日ですが、
流されぬよう必死だった
あの頃を、時々懐かしく思い出しています。