本日もお読みいただきありがとうございます
😊


茶友に誘っていただき、光悦会
行ってまいりました。

第106回だそうです。










大好きな菱健さんの付下げです。
訪問着にしようか迷いましたが、
自分自身の「場」の居心地も含め、
結果これで良かったと思いますニコニコ





👇こちらは、
昔々 東京美術倶楽部で開催された、
呉服屋さんの合同展示会で。
小紋の着尺を選んで
道行に仕立てていただきました。
何十年も着用しています照れハデ?イイノヨイイノヨ

これに黒のちりめんのショール
花輪の相良刺繍が施されています。


























光悦寺の境内には本阿弥光悦と
その一族のお墓があり、境内には本堂と
7つのお茶室が点在しています。



   薄茶 三巴亭 名古屋席
   濃茶 太虚庵 京都席
   濃茶 徳友庵 大阪席
   濃茶 騎牛庵 東京席

他の茶室も待合に使用されていました。

それぞれの都市の古美術商や、そのお客様方が
席を持たれています。







各席でお茶とお菓子が出されましたが、
お点前はなく運び出し。

   ✢ 名古屋席 
      菓子「時雨路」美濃忠
      お茶 蓬莱の松 松尾園詰
   ✢ 京都席 
      菓子「栗金団」叶 匠壽庵
      お茶 ?
   ✢ 大阪席 
      菓子「菊の香」虎屋
      お茶 仙家の昔 三丘園詰
   ✢ 東京席 
      菓子「錦秋」両口屋是清
      お茶 巌の昔 柳桜園詰


その代わりに、通常は美術館博物館の
ガラスケースの中に入っているような
重要文化財級のお道具と道具組を、
亭主さんの詳しい説明とともに
間近で拝見してきましたラブ
時には、実際手にとっての拝見も。


あるお席の亭主さん「以前、この主茶碗を拝見に
まわしていた時、一人のお客様の懐紙?が着物の
懐(ふところ)から(茶碗に)落ち、ワタシ胃が口から
飛び出しそうになりました笑。」
(ニヤリまぁそんなことは起こりえないと思いますが
それだけ貴重なものなので
〈値がつかないくらい〉、どうか
慎重に扱って下さいという意味なのでしょう。)


えーお会記を拝見し、
あちこち美術館巡りをして
色々勉強しているつもりでも、
そのお道具を取り巻く背景や歴史も含め
知らないことが多すぎるぞ
と思いましたショボーン






光悦垣




休憩席には大〜きな釜
火が入り湯気が立っていました。



















点心は飄亭さんラブ




じゃ~ん




ウヒ




飄亭玉子も



ご飯は瓢箪の形
湯気がほわほわたって熱々で
ありがたかったです。




白味噌のお味噌汁
中にはお麩と銀杏、そしてなめこ














こんな
黄色🟨と、既に茶色🟫が混じった木も
目につきました。




本阿弥光悦作の茶碗
「乙御前(おとこぜ)」(個人蔵)が
大阪席で出されていました。
〈利休所持の茶入れと盆もビックリマーク

「乙御前」本席で
皆さんと間近でまじまじ目 目 目 目

一人の方が「触ってみても良いですか?」
亭主さん「勇気がありますねーーーアセアセ
他の人はまわりで眺めていました。


来年、
東博で本阿弥光悦展が開かれるそうで、
この茶碗も出展されるそうです。

ウインク


「乙御前」に関して
詳しい解説を書いていらっしゃる
鶴田さんという方の文章を
見つけました。お借りします。

下差し






良い経験させていただきました。
ありがとうございました。


照れ