週末に、上御霊神社の例大祭がありました。
(ネットからお借りしました)
創建は貞観5年 (863年)だそうです。
📕
ご祭神
<本殿八座>
崇道天皇
他部親王
井上皇后
火雷神
藤原大夫神
文屋宮田麿
橘逸勢
吉備大臣
崇道天皇
他部親王
井上皇后
火雷神
藤原大夫神
文屋宮田麿
橘逸勢
吉備大臣
上御霊神社がおこったころ天変地異が相次ぎ、悲運の中に
亡くなられた高貴な人々の祟りだとされました。
その人々の神霊を丁重におまつりすることによって、
災いをなくそうという御霊信仰が生まれ、そのまつりは
御霊会と呼ばれます。京都では多くの御霊会が行われますが、上御霊神社の祭礼はその発祥だそうです。 (KYOTO-design.jpより引用)
こういったご祭神の方々を、長い年月、神職や地域のみなさんが、大切にお祀りしていらっしゃったんですね
こちらはまた、応仁の乱が起こった場所とも
言われています。
先週の土曜日、こちらのお祭りと聞いて
行ってきました。
午前中には、茂山家による奉納狂言があった
そうです。
私たちが行ったのは夜🌃
お祭り、といっても静かな雰囲気です。
屋台なども出ていません。
丁度 御霊太鼓の奉納が始まったところでした。
先ずはお詣りを
上京区と北区に13000戸の氏子さんがいらっしゃるそうです。
お神酒には、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)やお能の金剛流のお家元やご宗家のお名前がありました。狂言の茂山家のお名前も。
静かで穏やかで、凛とした雰囲気です。
御霊太鼓
〈大人の部〉
ご高齢の車椅子♿の方が、ずっと目を閉じ、
拝むように、子供達の演奏に両手を合わせて
おられたのが印象的でした。
イケメンのお兄さんの太鼓とお月さま🌓
挨拶
屋台は出ていませんが、氏子の皆さんによる
出店がありました。¥100のかき氷🍧や
わたあめ、焼き鳥や飲み物などなど。
太鼓の演奏が終わると六斎念仏の奉納。
知りませんでしたが、六斎念仏というのは、
あちこちで行われているんですね。国指定の
重要無形民俗文化遺産だそうです。
六斎念仏
ろくさいねんぶつ
盆または地蔵盆を中心に、京都地方に行われる念仏踊。六斎とは仏教でいう六斎日のことで、月のうち8、14、15、23、29、30の6日をいい、昔は悪鬼が出て命を奪う不吉の日とされ、この日に鉦(かね)をたたき踊念仏を修したという。発生は空也上人(くうやしょうにん)といい、現在では空也堂系と干菜(ほしな)寺系がある。六斎念仏は発願(ほつがん)、回向唄(えこううた)、弥陀願唱(みだがんしょう)、念仏、結願(けちがん)などの本来の念仏のほかに、余興風に各種の曲が演じられる。それらは江戸時代に能、歌舞伎(かぶき)、長唄(ながうた)、獅子舞(ししまい)、万歳、願人(がんにん)坊主などの芸能を自由に取り入れくふうしたもので、芸能的・娯楽的な六斎に発展した。演目には「道成寺(どうじょうじ)」「石橋(しゃっきょう)」「八島(やしま)」「鉄輪(かなわ)」「娘道成寺」「越後(えちご)獅子」「種蒔三番叟(たねまきさんばそう)」「阿古屋(あこや)」「和唐内(わとうない)」「岩見重太郎」など。楽器は笛、鉦、摺鉦(すりがね)、大太鼓、豆太鼓を用い、服装はそろいの浴衣(ゆかた)が多い。
京都市で行われる六斎念仏の一覧は以下のとおり。
- 京都六斎念仏保存団体連合会
- 梅津六斎保存会 芸能六斎
- 吉祥院六斎保存会 芸能六斎
- 空也念仏郡保存会(休止) 念仏六斎
- 久世六斎保存会 芸能六斎
- 小山郷六斎保存会 芸能六斎 ⬅ 昨夜はこちら
- 西院六斎念仏保存会 芸能六斎
- 西方寺六斎念仏保存会 念仏六斎
- 嵯峨町六斎念仏保存会 芸能六斎
- 千本六斎会 芸能六斎
- 中堂六斎会 芸能六斎
- 壬生六斎講中 芸能六斎
- 上鳥羽橋上鉦講中 念仏六斎・芸能六斎
- 六波羅蜜寺空也踊躍念仏保存会。
- 円覚寺六斎念仏講 念仏六斎
- 桂六斎念仏保存会(休止) 芸能六斎
(京都六斎念仏保存団体連合会による)
御霊太鼓や六斎念仏が上演されていた舞殿上部に飾られていたのは、三十六歌仙の絵でしょうか??今度ゆっくり昼間に訪れてみたいです。
神社の前にある540年続くお店「水田玉雲堂」さんの「唐板」というお煎餅も食べてみたい。(こちらのお店が扱っているのは、「唐板」のみ。1000年以上前に神前に供えられ、
応仁の乱で途絶えるも、1477年に再興され、
今に続くそうです。)