コンコルド広場からセーヌ川を背にマドレーヌ寺院に向かって左右対称に2つの建物が有り、右側が歴史博物館の建物で左側はオテル・ド・クリヨン(Hôtel de Crillon, A Rosewood Hotel)という最高級ホテル。
これら2つの建物はルイ15世の命により建設され、18世紀のフランス建築の最高傑作と言われている。
オテル・ド・ラ・マリーヌ(The Hôtel de la Marine) は最初は王室の全ての家具や部屋の装飾などを取り仕切る王室家具調度品管理局の事務所として、王室の宝物、家具、調度品を製作・管理・保管。フランス革命後は2015年まで海軍省として使われていたそうです。
まず中に入ってチケットを購入。
窓口で買おうとしたら、2時間後のチケットしか無いとのこと。窓口の人が親切で、ネットをチェックしから?と言う。なんとネットでは早い時間のチケットが空いていたので、窓口の真ん前でネットでチケットを購入。
空いていると思って油断していたのですが、予約して行った方が良さそうです。
日本語の音声ガイドがあるのですが、これが分かりやすい!
最初の階段から美しい。
音声ガイドによると、この場所は王室家具調度品管理局として企画、制作、据付、維持管理を行っていたのは家具のみならず、調度品、装飾品、床材、絨毯、カーテンに至るまであらゆる物に及んだそうです。
当時の局長の執務室。
とても豪華だが、床もとても洒落ている。
担当が変わると前任者を意識するため、どんどん豪華になって行ったらしいです。
お風呂の部屋。
ダイニングルーム。
ダイニングテーブルの上も管理局の担当。
ゲームの部屋。
バックギャモン!
窓から見たコンコルド広場。
オリンピック会場の設営中。
コンコルド広場中央のオベリスクと右側にエッフェル塔。
室内からコンコルド広場に面したテラスを見る。
この後は写真の連続。
順路通りに歩くと最後の見学場所のテラス。
この後はテラスからの写真。
コンコルド広場のオベリスク(左)とエッフェル塔。
コンコルド広場の奥に見えるのは アンバリッドのドーム教会(ナポレオンのお墓)。
左手前は建設中のパリオリンピックのスタンド。
テラス見学の後は出口まで歩くだけ。
これで見学は終了。
博物館を出た後に同じ建物の別の入り口から2階に入ると、そこは料理教育機関のル・コルドン・ブルー(Ateliers à l'Hôtel de la Marine)。
ル・コルドン・ブルーは日本校(代官山)が有ったのですが残念ながら4年前に閉校してしまいました。
シラバスを見ると単発の授業も有る様なので、次回はここでフレンチを習うのも有りかなと思いました。