フランス旅行3日目


この日の日程はアミアンからボーヴェを経由して、北部のエーヌ(Aisne)県にある、ギュニー(Guny)という小さな村に有るChâteau du Mont de Guny(シャトー・デュ・モン・ド・ギュニー)というシャトーホテルまで移動します。



まずは宿泊していたHoliday Inn Express Amiensで朝食。


この日の最大の懸念事項はレンタカーのピックアップ。駅のそばの駐車場の入口のロッカーに鍵が入っているので、送られてきた暗証番号をいれて、鍵を取って駐車場で車を探すというミッション。



色々探した末に、駐車場の入口の柱の裏側にロッカーを発見。ほっとしました。



アミアンからボーヴェは南へ約70km、1時間。

パリは更に南に約90kmなので、ボーヴェはパリとアミアンのほぼ中間。



サン・ピエール大聖堂(Cathédrale Saint-Pierre de Beauvais)、通称オーヴェ大聖堂。



オーヴェ大聖堂は1225年に建設開始。

その時期はランス大聖堂、アミアン大聖堂の建設が既にスタートしていて、ボーヴェ大聖堂はフランス最大のゴシック大聖堂を目指して設計されたそうです。



フランス最大を目指した事による構造的な問題等により、1284年に内陣の一部が崩壊、16世紀に中央尖塔が崩壊し、身廊は建設されないまま未完成のまま今に至るそうです。



大聖堂の内部。入口から入るとそこはメインの通路・空間の身廊(しんろう)では無く、身廊と交差する通路の翼廊(よくろう)。


この大聖堂は内陣と翼廊(トランセプト)が完成した時点で工事が中断し、身廊が作られなかったため、このような形になったそうです。




内陣と主祭壇。



内陣と身廊。通常はこの後ろに身廊が続くのですが、ここは未完成のため有りません。



当初計画の完成模型。



真ん中の高さ153mの中央尖塔は16世紀に崩壊。




パイプオルガン。



内部には様々な木製の補強材が設置されていました。



巨大な支保工。

これらの支保工は30年以上設置されているそうです。




ジャンヌ・ダルクの礼拝堂とステンドグラス。


ジャンヌ・ダルクとボーヴェは直接の関係は有りませんが、ジャンヌを異端審問で有罪へと追い込み、処刑判決を下した主導者が当時のボーヴェ司教だったそうです。


この礼拝堂は「ジャンヌを裁いた司教の教会」が、その後に自らの過ちを認め、ジャンヌを顕彰するために作られたそうです。



平和の聖母(Notre-Dame de la Paix)


この大聖堂には世界的に有名な2つの貴重な時計が保存されています。



上の写真の左側が巨大な天文時計で、右側が14世紀から動き続けているヨーロッパ最古級の中世の機械時計です。


5ユーロ支払って解説のセッションに参加しました。




19世紀製作された天文時計(L’Horloge Astronomique)。




時計の高さは12m。



19世紀の精密工学と芸術が融合した最高峰のからくり天文時計。9万点以上の部品から構成されており、50体以上の人形が動く見事なからくり(最後の審判の場面など)が施されています。



解説のセッションは約40分。



この時計は時間だけでなく、世界主要50都市の時刻、太陽や月の動き、潮の満ち引き、黄道十二宮、閏年やイースター(復活祭)の日付算出まで行うそうです。




あまりに美しいので沢山写真を撮ってしまいました。





時計の裏側。



セッション中に解説をしている場所にスポットライトを当ててくれます。上の写真の左側はそのためのライト。20以上設置されてました。



時計の左側。



モンサンミッシェルの絵が嵌め込まれています。



こちらは14世紀の中世の時計(Horloge médiévale)。 


1305年頃に造られたヨーロッパで現在も動作する機械式時計としては最古級のひとつ。



内陣・主祭壇の反対側にドアが有ったので、入っていくと別の教会、ノートルダム・ド・ラ・バス・ウーヴル教会がありました。



950年ごろに建設された歴史のある教会。


新大聖堂の建設時の一般的な方法では、新しい内陣を先に造り、工事が進むにつれて古い教会を少しずつ取り壊し、その跡地に身廊を建設たそうです。


大聖堂の身廊が作られなかったため、その予定地だった場所に有った教会が大聖堂に隣接してそのまま残ったそうです。



ノートルダム・ド・ラ・バス・ウーヴル教会の入口。



旧教会と大聖堂。




大聖堂の隣に有るオワーズ美術館(Musee Departmental de L'Oise)のエントランス。


時間が無かったため見学しませんでした。




大聖堂の見学のあとは、直ぐそばに有ったラ・ミア・ストリアというピザ屋さんで少し遅めのランチ。


飲み物、26cmの小さめのピザ、デザートで1人12.9ユーロ。




私が選んだのはカプリというイカ、海老、ムール貝の入った海鮮系のピザ。



ナポリ、ケッパー、アンチョビ、オリーブ入り。



ローマという、アーティチョーク、ブラックオリーブ、マッシュルームの入ったピザ。


食べ比べたらこれが一番美味しかった。



サンピエトロというハム、チョリソー、マッシュルームのピザ。


ここからはデザート。


フロマージュフレ、いちごのソース。


フロマージュフレ、ハチミツとアーモンド。


ティラミス


いつもながら満腹!


食べ終わってお店を出たのが15時頃。

宿泊先のホテルに向かいます。