2025年は僕にとって特別な年で、一年前から不安と緊張と覚悟をもって2025年に向き合ってきました。そんな中で、これまでを振り返ってみると、新卒からずっと今の職場に勤めて35年、とても幸せだったと思っています。これまで関わった子どもたち、保護者の皆様、共に働いた先生方には、たくさんのことを教えて頂きました。今、自分がこの職場で働き続けていられるのはこうした皆様との出会いだったと思っています。そして自閉症+知的障がいをもって生まれた息子とその母親(妻)にもたくさんの感謝でいっぱいです。

 そんな中で、僕はこの先も、退職してからも、障がいのある子とそのご家族の笑顔や幸せのために、少しでもお手伝いができれば…、というのが僕のライフワークなのだという意識が強くなってきました。もちろん、その家族の中で最重要なのは自分の家族なのですが…。

 さて、自閉症+知的障がいのある息子と社会不安症の妻と、最近うつ病を発症した私と、家族の絆はより強くなってきました。あぁ、この家族で幸せだな、と強く思うようになりました。そんな時、何気ない家族の会話の中で「もし生まれ変わったら」という話題がありました。妻はすぐさま「人間はまっぴらごめん。お花がいいわ。」息子は「生まれ変わってもお父さんとお母さんの子どもで知的障がいがいい。」

少し驚いて「健常じゃなくていいの?」と尋ねたら「健常者は自殺とかいじめとか大変そうだからね。」との答え。親にとって最大の褒め言葉だと思い、とても嬉しかったです。こんな家族をいつまでも大事にしていきたい。そしてこの幸せと笑顔を伝えていきたい。そして障がいのある子とそのご家族の幸せと笑顔のために微力ながらつくしていきたい。そんなことを考えながら2025年を迎えました。