わたしは現在
デリバリーのバイトをしているが
先日
乗っていたバイクが急に動かなくなった
道路のど真ん中だし
まだスタートしたばかりだし
あと30軒近く届けないといけないのに
焦りともどかしさで頭が真っ白
ひとまずバイクを端に寄せ
店のオーナーに電話を入れ
指示を仰いだが
バイクの代車がないため
もうタクシーで客先を周るしかないと
言われ
普段わりと礼儀正しいわたしも
「タクシいぃーーーマジっすか
」
と
思わず素が出てしまった
どうしようかと
心細くて泣きそうなところに
さらなる難題を課されて
北風吹きすさぶなか
わたしはもうその場で仕事を辞めて
帰りたくなった
とりあえずオーナーが
できる限りのフォローはしてくれることに
なったので
気を取り直して
タクシー会社に電話をかけるも
場所がかなり駅から離れていて
微妙なところだったのもあり
立て続けに配車を断られたのだ
泣きっ面に蜂とは
まさにこのことだわ
そうこうしてる間にも
時間は過ぎていき
何件目かでようやく
少し時間かかるけど、と
来てくれるタクシーが捕まった
タクシーの姿が見えたときは
ホントに後光が差してたわ
運転手さんは
細い初老の男性で
気さくな感じの人だった
「バイク壊れちゃったの?」と
ややこの状況を面白がってる様子で
配達の品が入っているたくさんのバッグを
サッサとトランクに積んでくれて
そのあと
ものすごくスムーズに
いつも私がバイクで行っている先を
まわってくれた
私が客先で降りるたびに
運転手さんも降りてトランクから
荷物を出してくれ
はい、行ってらっしゃい
この辺りで待ってるからね
と
言ってくれたりして
めちゃくちゃ心が温まった
バイクだとこれからの季節
辛いんじゃないかと
おすすめの手袋やジャケットまで
教えてくれて
すごく良い人でした
おかげで無事に
時間内に全てまわることができ
(むしろいつもより早いくらい)
運転手さんにめちゃくちゃお礼を言って
その日の仕事を終えたのでしたε-(´∀`*)ホッ
いや散々な1日だったわ
でも
ここまで読んで
お分かりいただけたかと思うが
楽しそうな感じするでしょ?
数秘5の性質が特に強いわたしは
ビビりだけど
人生ネタと思ってるところがあり
こういったハプニングや
イレギュラーなことを
ひょえーーー
と
怖がりながらも
ワクワクしている節がある
いわゆる「オイシイ」というやつだ
出来事の途中で
これめちゃくちゃウケるだろうなぁ
とウキウキ考えていたりする
(事実、他のバイトさんや夫に話したとき爆笑だった)
生キズが絶えないが
体を張って?いろんな体験をして
それを見て皆さんに楽しんでもらえたら
こんなに嬉しいことはないなぁと思う
あ
ちなみにバイクは
他の従業員さんにJAFを頼んでもらって
修理屋さんまで運んでもらいました🛵
すぐ直ってるといいな
おわり