最近見た映画は『春の画 SHUNGA』。
春画が無修正で出て来るから18歳未満は見られませんよ。でも描かれている性的な云々よりも、それが作られる過程とかなんとかの方にウェイトが置かれてる映画じゃないかと思う。
肉筆画も勿論凄いのだけど、あれほとんど版画だというところ(浮世絵の一種)が解ってよりすんごい物だという認識になった。
着物の柄とか髪の毛の生え際とか、波打って絡み合っている体毛(※精一杯の婉曲表現)の一本一本に至るまで、版木を彫って表現してるんだもの……それが柔らかそうにみえてるんだもの……。
実はこの秋だけで、映画『春画先生』と銀座で行われている『小さな春画展』も見てきて、秋の春画3点盛り(大笑)を、我が家夫婦は全て平らげて参りましたとさ。
そんでもって、今年の映画鑑賞はこれにておしまい。
今年は『ひみつのなっちゃん。』『エゴイスト』から始まって『宇宙人のあいつ』『岸辺露伴ルーヴルへ行く』『G-MEN』……とまぁ脈絡がないのは置いといて。このくらい見てきたのだけど。
性と書いてサガと読むというか、こう……なんていうのかね。生き様というか、外側に見せてる姿ではなくて、そのものとして『生きてる』姿というのを見せて頂いてきた感があるかな。それが虚構であれ実在のものであれ。
私、普段は振り返るという事をほんとにしたくないし、しない人なんだけど、なんでまた今年は師走にこんなブログ書いてるんだろう???
(そのうち死ぬんだろか(笑)。心当たり無いんだけど死亡フラグってやつかしら?)