旅の思い出は後から | 雑多な主婦の普通の日常

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主婦兼クリスタルボウル奏者、占い師でエネルギーワーカーだったりもするサトウサトコと申します。

ちょっと前の記事で、5月の連休に1泊で東京へ遊びに行った話を書いた。

今日はまたその話をしようと思う。

(↓画像はジカンスタイル様で買った手ぬぐい2種)

いいんだよ。
リアルタイムで書くと空き巣を誘発するらしいから、ちゃんと帰宅して家に居る時に旅の話をする主義なんだよ(笑)。
 
まぁそれはさておき。
 
今回のアクティビティの一つに『香水の調合体験』を設定していたのでした。
元浅草のD.Anda様にて。
↑この画像は前回の話の記事にも貼ってました。
香りのサンプルを嗅ぎまくり、選んだものを調香師さんにちょうど良いように配合割合を決めてもらい、その割合に基づいて素材?の液体を瓶にスポイトで量り入れて、出来上がったのがこちら↓
スポイトでせっせせっせとやってる傍ら、どんな名前を付けますか?と問われて。
今回コーヒーの香りをキーにしたかった私は、ふと頭に思い浮かんだ映画のタイトルをそのまんま告げたのでした。
 
そしてこの私ブレンドの香りが出来上がった後で言われたのが、『今すぐ使い始めても良い香りなんですが、2週間ほど経つと香りが馴染んで、もっと良い香りになります』という事。

なので、待った訳です。
だから今この記事を書いてる(笑)。

肝心の香りと言えば……。
 
コーヒー、を柱に据えたつもりが、そこまでコーヒー感は出なかったかも?
素材サンプルを嗅いだ時に、コーヒーの香りというのはキャラクターが強過ぎて、あんまり入れるとコーヒーの香りに“しか”ならなくなってしまうと説明を受けたから、そんなにガッツリとは入らなかったのかな。
トップノートはハーブというかグリーン系統で、非常に素っ気ない印象(苦笑)。かと言ってべつに青臭い訳ではないけど。
それを過ぎると少し重めなフローラル系の香り。その中にちらりほらり、アニマリックな気配も覗く。
この、中盤以降の香りがメインに長く香るんだけど、このへんの素材を選ぶ時にアニマリック系統を好んだから珍しがられた気がする(笑)。
 
実は私は香木の沈香の香りが好きなんだけど、それを伝えたら、沈香の素材は入れてないのに沈香を感じる香りに組み立ててくれたのが嬉しい。
そして、重めな甘い香りと先に書いたけど決してクドくなってない。アニマリックと書いてるけどこれも嫌味にはならない。そこらへんをまとめてるのがコーヒーの気配ではないか?と思うし、こうなるように計算して下さった調香師さんの『腕』、やっぱり凄いんだなぁと改めて感じる。
コーヒー感が出過ぎない、でも消えてない。世の中に既にあるコーヒー的な香水にありがちなお菓子感というか甘ったるさは無く、重厚でメンズ香水かと思うような印象を持ちながらも、ギリギリなところでメンズとも言いきれないような、不思議な円やかさもある。
『おそらく誰とも被りません』と調香師さんに断言されたのは、本当かも知れない。
 
 誰とも被らない香水を『創る』体験、総じて楽しかったです。
D.Anda様有り難うございました。


これからD.Anda様へ行かれる方へ。
近くに目標物があまりなく、地図に強い筈の私が道に迷ってしまって予約時刻ギリギリでの到着でした。
建物にも看板等は無いのでご注意下さい。
(建物のエレベーターを降りて当該ドアの前に小さな表示があるだけです。ドアを開ける前から良い香りがしてホッとしました……。)
 
 
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