
施設にいる母にクリスマスなので、シュトレーンとパネトーネとイチゴを4パック差し入れに持っていきました。スタッフさんに切っていただくのはお手間で申し訳なかったのだけど、「いいですよ」と親切に引き受けていただく
入所者さんとスタッフさん達でおやつに召し上がっていただければ嬉しい。
コロナになって母との面会はガラス越し。母は一生懸命ガラスのドアや窓の鍵を開けて私の方へ来ようとするけどカギは開かない。
スタッフさんが、「娘さんは、今、風邪引いててうつすから(嘘))、窓開けられないのよ~」と上手になだめてくださる
ただでさえ記憶が曖昧になっていた母は、私に会っても私とはわからないみたい。
「お家に帰ろう、おばあちゃんも待ってるから」と、しきりに言う。
母が言う「お家」は母が娘時代に暮らした実家のこと。父と結婚したことも既に忘れているけど、なぜか孫である私の娘のことは覚えている。
この施設のスタッフさんはとても穏やかで心遣いもよくしてくださる。母の顔も穏やか。
以前いたグループホームでは、不穏になりやすい母のことは正直もて余されていたようで、会いに行くといつも入り口の靴ぬぎの横にある椅子に腰かけて、ロックされたドアが空くのをずーっと座って待っていた。
認知症になってからも妹と同居していたけど、症状がどんどん重くなり、妹の転勤もあって騙すようにして施設に入れてしまった。
母には経済的に余裕のないなか、大事にして貰った。大学に進み私も妹も経済的に自立できているのも父と母のお陰だ。
私は母に何もできていないなぁと、母を見るたびに思う。