苫米地英人さんの「年収１億円プレーヤーの仕事哲学」
著者の苫米地さんは、今回の衆院選で新党大地・真民主から出馬している国会議員候補である。
また、それ以外にも、オウム信者の脱洗脳で活躍したり、ロシア極東連邦総合大学の教授に就任したりと多方面で活躍しているすごい人である。
実際に年収１億円以上を稼いでるであろう著者が書いた本書は手軽に稼ぐことができる方法が書いてある、ノウハウ本とは全く別のものである。
仕事哲学というタイトルのとおり、１億円を稼ぐ『人』になるにはどうすればいいかと言うことが書かれている。
今まで社会に洗脳されてきた価値観を捨て、自己の価値を高めることにより、周りとの差別化したバリューを生み出すことを目的としている。
そのため、この本を読んだだけで稼ぐためのアイディアが出てくるわけではなく、本の内容を意識しながら日々生活することにより、徐々に自分を変革することができると思う。
そして、何より感銘を受けたのは、多くのお金を稼いだあとには、よりお金を上手に使うことができる他人のために使うことを推奨していることに驚いた。
確かに年収１億年の生活を過ごして行けば、今の自分が思いつく欲しいものなど、すべて手に入れることが出来るはずだ。
その上でより価値のある使いことをしてこそ、真のお金持ちと呼べるのだろう。
まずは、自分を信じること、過去の価値観を捨て新しい自分になることを目指してみよう！
