おはよーございます
旅程の計画時はココは17時ごろ通過するだけだなって思ってたところです
門の前で写真が撮れればいいな~って
駄菓子菓子
朝の出発を早くしたことと生憎の天気で観光時間が短縮されて思いのほか早く着いた
昔々、網走刑務所は番地が無い=番外地=だと教えられたんですが
行ってみたら立派に番地がありました
北海道網走市呼人1−1
当たり前や!(-_-;)
しかも
一丁目一番地
後ろめたいことはなにもないので正門から堂々と入ります
博物館 網走監獄
駐車場に車を停めて、ここで受刑者が自分の顔を池に映したといわれる橋を渡って進みます
鏡橋
この門の右横にある看板にはこんな文字が
映画監督・石井輝男の作品「網走番外地」のシリーズは網走刑務所を舞台に作られた
石井監督の墓は、網走市内潮見墓地にある
聖地巡礼用の案内板なんでしょうかね
この方が網走刑務所には番地が無いって教えてくれた張本人です
入館受付けを通って大きな門の横の隙間から入場です
入る手前に監獄食堂なるものがありまして
しまった!ここで「監獄食」とか食べるんだったなぁ
道の駅で食べなきゃよかったと後悔
中に進むとなにしろ門がいっぱいあって厳重さを前面に押し出しているのがわかります
待合室に面会に訪れた家族が居りましたが・・・
明治時代にここまで辿り着くのはなかなか大変だったのではなかろうかと思います
看守さんも厳重に警護されていますね
重要文化財 網走刑務所庁舎
なにげに古い建物がありますが重要文化財指定のものが多々あります
現在では中はアットホームな雰囲気ですがね
看守さんのご家庭の風景
厳格そうなお父さんと静々と従う家族=明治の日本を象徴してますね
ココは禁固刑ではなく懲役刑なのでみなさん勤勉?に働いてますね
農具を造るところから開墾を始めたんでしょうね
なんだかんだ言っても北海道開拓のための無償長期労働者の扱いですからね
タコ部屋ってやつね
漬物庫
もちろん食べるものも自前ですよね
こんな感じで開墾してたんですよの図ですかね
重要文化財 舎房及び中央見張所
放射状に舎房を配置して要の部分に見張所を置いたんですね
中央見張所
中から見ると放射状の舎房がこんな感じで見渡せます
これらは看守さんが携行していたサーベルや刀
銃もありますね
舎房のひとつに入って行ってみます
独居房ですね
なかのトイレ?厠?は素通しガラスでしたよ
こちらは仲良くお食事タイムこれが「監獄食」なんでしょうか
いわゆる一汁一菜ですね
この方は・・・
懲罰執行中の表示
天上を見上げると明るい天窓の梁にはふんどし一丁の脱獄者
そんな彼らの食事と道東の楽しみっていったらやっぱりコレでしょうね
浴場 ♨
欲情ではありません (-_-;)
あららら~
なかなかカラフルなお背中の方もいらっしゃいますね
ここは「刺青の方はご遠慮ください」とかはないんですね
こうして車中泊旅なんかをしてますと地方の銭湯に入る機会もままあるんですが
こういう方を時々見かけますね
まぁ、肩身が狭いような入り方でそそくさとお出になるのを見て
こういう世界も下っ端は大変だなぁ~なんて思う次第です
ところでこの背面からの画は時々見るんですが
実際に行ってみるとどうしても確認したいことが
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恐る恐る、前をシツレイしますよってことで前側に回り込みます
やっぱり、デリケートな部分ですのでモザイク必要ですよね
思い切ってドアップ
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安心してください!
穿いてますよ
ハナシは変わって
重要文化財 教誨堂
罪を犯し長期間の拘禁から心の安定を宗教に求めるための場所
大きな講堂になっています
罪を犯すとはどうゆうことかと考えさせられる場所・・・
当時の様々な作品なんかの掲示もありました
時間があまりなかったのでじっくりとはいえないまでもなかなかの展示を堪能しました
ここでお土産を少しだけ買い足して今日の観光を締めるとします
マリン北海道監獄店
ちなみにこのお店のトイレ
洗浄便座はおろか暖房便座もなし
冬に来たら当時の受刑者の思いを垣間見ることができるんじゃないでしょうか
鏡橋の下の池では水連が咲き始まったようでした
いろいろと勉強になった「博物館 網走監獄」
ありがとうございました
さて、今晩の泊地へ向かいますか
💨💨
んじゃ、また