韓国ドラマに見る日韓併合前の李氏朝鮮の身分制度 | ちゃぬの裏韓国日記

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(統一教会=世界平和統一家庭連合)

■韓国ドラマに見る日韓併合前の李氏朝鮮の身分制度

韓国のSBSで2011年10月5日から放映が始まったドラマがあります。
『根の深い木』(原題:뿌리깊은 나무)というタイトルで第四代李氏朝鮮王の世宗(セジョン)がハングルを作るまでを描くドラマです。

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李氏朝鮮時代の奴隷(奴婢)が世宗(セジョン)大王に言うセリフからその当時の奴隷がどれだけ悔しい思い(「恨」)を抱えていたかを垣間見ることができます。

ハングル(訓民正音)は1446年第4代王の世宗が民衆のためにと作り公布しましたが、1506年第11代王の中宗が完全廃止してしまい書物も焚書されてしまいます。

その後ハングルが李氏朝鮮時代に使用されることはなく、皮肉にも韓国人が廃止し埋もれていたハングルを復活させたのは李氏朝鮮末期(1883年)に日本人の福沢諭吉が復活させたのでした。復活させた後も廃止されることなく現在も韓国の母国語として使用されているのは周知の事実でしょう。

<ドラマ13話より>

奴隷(男)「タミや、しっかりしろ! お前がちょっと王と一緒に仕事をしたからって、お前も王のように偉くなった気分にでもなっているんじゃないのか?
いいか、お前も俺もいくら身分を隠しても俺たちはこの朝鮮の地では地べたをはいずる身分の奴隷(奴婢)なんだ。
上の者(両班)が死ねといえば、その場で死ななければいけない奴隷なんだ。」

<ドラマ14話より>

奴隷と世宗王の会話

奴隷(男)「文字?文字ですって? 殿下、白丁(奴隷)が文字を習う時間がどこにあるというのですか。骨が抜けるほど仕事をして、収めなけならない税金の額を稼ぐだけでも足りないくらいですよ!
それに白丁(奴隷)が文字を習う理由が何かありますか?
文字が米を作ってくれますか?
服を作ってくれますか?
あるいは奴隷を両班(貴族)にしてくれますか?
もちろん両班は文字は知っているでしょう。しかし文字が奴隷を両班にしてくれるわけじゃないではないですか。
百姓(庶民)はというと、文字を知らなくても悔しい思いをして死ぬけれども、文字を知っているという理由だけでも悔しく死ななければならないのですよ。
ああしても死ぬし、こうしても死ぬのです。
それがこの世の力(法)なのですよ。
だから殿下、奴隷のために文字を作るなどといわないでください。
力がなくて悔しい思いをするのであって、文字がわからなくて悔しい思いをするのではないのです。
まるで文字がわかれば奴隷がひどい目にあわないかのような言い方でだますのはやめてください。」

世宗王「だますのではない!!」

奴隷(男)「だましているじゃないですか!」

世宗王「文字がわかれば力をつけられる。米が出てくるわけではないが、米をより収穫できる方法を知ることができるようになるし、両班(貴族)にはならないが、両班に力もなくやられることもないようになるのだ」

奴隷(男)「いいえ、文字を覚えたとしても奴隷は力もつけることもできないし、両班はただ責任を奴隷に負わせるようになりますよ」

世宗王「なぜそのように考えるんだ」

奴隷(男)「(冤罪で殺された奴隷の父を回想し)このような奴隷たちが文字を習えば力をつけられるというのですか。殿下がそういう風に考えるのは、殿下も奴隷や庶民のこと(身分差別)をよくわかっていないからです」

こちらも参考にお読みください。
『”日韓併合前の朝鮮は、破産状態にあった!!”びっくりするかもしれないけど・・・そうらしいよ。』
http://plaza.rakuten.co.jp/silverlining/diary/201111240000/




■ハングルは韓国人が作って韓国人が廃止した

1443年 李朝4代目の世宗王が「訓民正音」創案
1446年 李朝4代目の世宗王が漢文解説書「訓民正音」を刊行
1504年 李朝10代目王の燕山君が訓民正音の教育・学習を禁止、正音庁(諺文庁)等所蔵の訓民正音文書焼却(焚書)
1506年 李朝11代目の中宗王 訓民正音(ハングル)を完全廃止する


1392年から1910年続いた李氏朝鮮の歴史の中でハングルが使用されたのは「たった60年間」で、韓国人自身が廃止し焚書しています。
決して日本が韓国人からハングルを奪ったわけではありません。

現在韓国では遡及法の「親日法」で韓国人は「反日」せざるを得えませんし、統一教会も韓国宗教なので「反日」しないと韓国から抹殺される可能性もあるのです。




■日本がハングルを復活させる

1883(明治16)年 福澤諭吉、自腹でハングル活字を作り、ハングルを体系化させる(井上角五郎に命じハングル活字を作らせ、『漢城周報』発刊)
1897年2月 大韓帝国成立
1897年 大韓帝国は公文書は漢文を止め、漢字、諺文(ハングル)交じりの新訂国文を公布し使用を奨励するようになった
1910(明治43)年~1945(昭和20)年 日本の指導で漢字ハングル混合文の識字率80%に急上昇(漢字とハングルは学校での必須科目)
1911年8月 朝鮮教育令---「朝鮮語及び漢文」、<諺文より始めて、漢文交じり文及び平易な漢文>を教育する事を決めた
1920年 朝鮮総督府『朝鮮語辞典』編纂
1940(昭和15)年 日本統治時代、総督府により慶尚北道の民家で「訓民正音」を発見、しかし他の本の裏紙となっていた
1970(昭和45)年 漢字撤廃運動が本格化
1990(平成2)年  南鮮では、漢字の読み書きが出来無い成人が90%を突破
2003(平成15)年 南鮮では、自国語のハングルさえ読み書き出来ない「文盲」成人が25%を突破
2005(平成18)年 「英語を公用語に」賛否ほぼ同じ - ハングル不要論者が急増


一時漢字を廃止した韓国でしたが、もともと漢字語(熟語)表記だった韓国語は漢字がないと深い意味を理解することはできないため、最近は逆にハングル廃止運動も起きているとか。

日本人は漢字を見ただけで説明されなくても意味は理解できますが、韓国人は前後の関係性をいちいち考えなくてはならないのでハングルのみの表記だととても不便なのです。

ちなみに福沢諭吉は「漢字ハングル交じりの表記方法」を発明しました。日本語とほぼ同じ使用方法ですので、わかりやすいのです。