地下教会と母子協助の意味(3) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

「地下教会と母子協助の意味(2)」のつづきです。

■文先生はどれほど霊通できるのか?

「ですから、だますことができない先生であるということを知らなければなりません。昔、男のムーダンだと噂になったように、霊界を開いておけば、一匹も身動きできません。」
(第十七回「世界統一国開天日」の御言(前編)2004年10月3日水澤洞中央修練院)

文先生は昔、男ムーダン(巫堂)だったようです。

※ムーダン(巫堂)とは、医学では治らない病気を治すときや、家でよくないことが起こったときに悪霊を祓うときや、先祖供養をするとき、また豊漁や豊饒を祈るときなどに儀式を司る人(ほとんどが女性)のことを言います。(韓国旅行「コネスト」より)

※ムーダンには、肉体から離れて天上や地下世界などに行く「魂の旅」がみられない。
(幻想世界神話辞典より)

ムーダンは、霊体離脱での霊魂(霊人体)の霊界との霊通はないということですね。では、文先生は、イエスや霊人たちと話をしたというのは、どういうことなのでしょうか?更に、ムーダンの説明です。

※韓国・朝鮮半島の伝承における巫術師。シャマン的存在。男性、女性両方いるが、女性が多いという。女性のムーダンををムニョ(巫女)という。男性は男巫。クッという祭礼を行う。一定の形式があり、歌(巫歌)や踊り、時には歌舞を演じ、数時間から数日間行われる。巫家が伝統的な村ごとに一軒ずつある。ムーダンには、代々その家系で受け継いでいる世襲巫と、降神体験を通じてムーダンになる降神巫の2つがある。世襲巫は湖南地方、降神巫は中部地方でみられるようだ。世襲巫はトランス状態になって神や霊の言葉を語ることはないが、神竿に神を降ろす儀礼を行う。降神巫は神託やトランス状態になって神を降ろす。トランス状態のムーダンには天の王、ホグ王女、昔の将軍、などが見え(巫神)、それぞれにあわせた踊りを踊る。
(幻想世界神話辞典より)


トランス状態(催眠状態、無我夢中で恍惚とした状態)になって、降神(降霊)して踊りを踊るというのが「ムーダン」のようですね。このムーダンの内容は、1946年に文先生が平壌に設立した教会も、踊りを踊っている教会として噂になったといいます。このことは、教会発表の「主の路程」には詳しくでてきません。このムーダンの降神(降霊)は、現在の統一教会では「清平」にその名残りがありますね。統一教会の出発は、この降神(降霊)であるのです。そして、「地下教会と母子協助(2)」でも書いたように、文先生は血分け教団が神側のアベル教団であると語られていますが、この「血分け教団」も降神(降霊)による「血分け」を行っていたのです。
これは「入神接神」というそうですが、これを行っていたのは、劉明花、金聖道、鄭得恩(朴雲女)らの女性です。金聖道の教団(聖主教)は洪順愛大母様は熱狂的信者であり、幹部的存在でした。これも、後で説明します。


■統一教会の出発点は降神による血代交換

文先生がご自分をどのように「ムーダン」だと証しているかみ言葉から見てみましょう。

「さて、文総裁は何でしょうか? サタン世界のすべてのムーダン、占い師に天の側から対抗できる代表者です。彼らを教育できる代表者であり、その次に神様の愛の世界を中心として神様が願われた内容を代表して教えてあげることのできる人なのです。」
(第二回「七・八節」敬礼式後の御言(宿命的提案解怨)1998年8月28日 ジャルジン)

「今では、もう本然の世界ですが、昔は「男ムーダン」と噂の立った人なのです。門の取っ手をつかんで入ってくる人を見て、「この男、来るな」と号令したのです。」
(「三・十節」の御言 1999年9月10日 水澤洞中央修練院)

わたしが若いときは、男ムーダンだと、うわさになったのです。その門をすべて閉めてしまいました。それで人を引き込んではいけません。真理で解かなければならないのです。み言でも五大聖人をすべて屈伏させた人です。それをしばらく話せば面白いのですが、夢のような話はしません。わたしは賢い人です。科学を学んだ人です。」
(「神様王権即位式四周年およびイエス様ご聖誕記念式典」の御言2005年1月3日天城旺臨宮殿)

「これまで先生は体でサタンを屈服させてきました。昔、私は平壌で「ムーダン(霊通者のようなもの)」として有名になりました。誰か訪ねてくるかあらかじめ分かって、「あいつが来た、戸を閉めろ!」と言うのです。そのように生きてきました。ですから、先生に近寄ることができずに、みんな逃げてしまいました。そのような時が来るのです。私がやらなければ、そうした者を立ててでもやるのです。霊界に通じる者を百三十名以上立てて、その過程を経てこそ、天国の門に入らせることができるのです。」
(「全体全般全権全能の日」宣布 1999年8月17日アラスカ・コディアック)


と、このように文先生自身「ムーダン」のような役事をし、最初のお母様(崔先吉夫人)と地下教会(血分け教団)と一体化の摂理を進めてきたのです。しかし、今ではのムーダンの役事は「悪霊人の業」だと語っています。

今までは、霊界の女性の霊人たちが地上に協助することはできませんでした。中間以下の悪霊人たちが、霊界にも行くことができず、地上でさまよいながら、ムーダン(注一民間司祭者)を中心として活動して悪いことをしてきたのです。ですから、高い女性の霊人たちは地上に協助することができなかったのです。しかし、「真の父母と成約時代」を発表することにより、女性が平等圏に立つのです。男性と女性が同じ平面、平等圏に立つというのです。そのような地上の基盤が生じたので、霊界に行っている善の先祖たちが地上に降臨して全面的にサタン世界を打つのです。」
(真の御父母様の生涯路程11より)

「このようになれば、霊的世界の霊人たち、悪霊が活動するのか善霊が活動するのか、その比重が恐ろしくなります。そのようなブランクを、大きな差を天が埋めてあげなければ、サタンが来て埋めるのです。それゆえに、出ていってほかのことを考え、自分がその差を埋めないまま欲心を持っていけば、欲心を持つその場で必ずその差に対する蕩減を受けるのです。ですから、何かがよいからといって、だれもが行くからといって行ってはいけません。昔で言えば、村に有名なムーダン(巫女)が来て祭祀をすれば、そこに争って悪魔の群れが来ます。そこに集まる人が、どこから来てどのくらいの基準なのかすべて調べるのです。「わたしたちの村に、どのような人が来たのか?」と見て、「あのような人が来たのか。」と悪霊が判断します。」
(第三十九回「真の神の日」記念礼拝の御言2006年1月1日天城旺臨宮殿)

「ムーダン(みこ)は、男性のムーダンが多いですか、女性のムーダンが多いですか?。女性のムーダンは、何をするのですか?。町内の美男子を捕まえてすっからかんにさせ、愛を売ってこそこそと財産を奪い取ってしまうのです。堕落した人間の生殖器の穴は、穴は穴ですが、何の穴ですか?。馬賊団の穴と同じです。毒蛇が住む穴と同じです。入っていってかみつかれたら、生き残ることはできず、骨も残らない、そのくらい恐ろしい所です。」
(第40回「真の父母の日」記念礼拝の御言1999年4月16日韓国・中央修練院)

「創造性の偉業をアダムとエバが、堕落する前に完成できなかったことは事実です! 何が故障したのでしょうか? 何で堕落したというのですか? 「淫乱。」と言ってみてください。「淫乱!」(「淫乱!」)ですから、淫乱を出発させた淫乱の神がだれかといえば、悪魔サタンです。それを仏教では何と言いますか? 仏教を信じている人、何といいますか? 魔軍とも言い、魔王とも言いますが、それはサタンのことです。サタンは淫乱の神です。ムーダン(巫女)などのような人たちは、性問題の節操を守ることができません。
(「世界平和統一家庭連合」本部奉献式の御言2005年5月5日青坡洞本部教会)

統一教会の背後の霊界は善霊人ということを言いたいのは分りますが、では、昔、文先生が所属していたムーダンの役事の血分け教団は「善霊」だったのでしょうか?それとも文先生は、もう、そんな摂理は無かったことにしたのでしょうか?



■参考資料

霊的世界の専門家が文なにがしではないですか? (はい)。それはノーベル賞を受ける人ではなく、ノーベル賞を受ける人を審査する委員長なのです。彼らがどんなに霊通しても、その内容がどんなふうになるのかを知らないのです。それは統一教会の文先生に習わなくてはなりません。そうでしょう? ですから世界の霊通した人たちはすべて私の子分たちです。それで全世界の霊界が……。アメリカを見てみなさい。今、心霊科学でいうには、地上人一人に三千三百二十名という数の霊人たちが動員されて、くっついていて協助しようとしているのだそうです。その霊界の霊人たちが何千億になるでしょうか? それを四十億倍すると何千億になりますか? そのような膨大な霊界の霊人たちが、統一教会の文なにがしの子分になるというわけです。(八三―一一六)」
(牧会者の道 第六章 霊的役事と摂理的主要行事)

「私たちの教会の名前は世界基督教統一神霊協会です。先生が今までこの仕事をしてくるのに、息が詰まったりはしませんでした。全部霊界のプログラムを進行しているのです。私は、天がどうして、お父様がどうでといった話をしないのです。それは全部真理で消化させて体系づけて話すようになるのです。いい加減に話をしないのです。私が、霊界に通じたおばさん、おばあさんたちの言葉を聞いて、適当にこのみ旨をやっているとでも思っているのですか? とんでもないです。彼らは知らないのです。彼らは霊界から証されるから現在のことが分かるのであって、どのように進展していくのかは分からないのです。(六八―二七六)」
(牧会者の道 第六章 霊的役事と摂理的主要行事)