真の家庭の財産争い(2011年1月12日「北風と太陽」) | ちゃぬの裏韓国日記

ちゃぬの裏韓国日記

カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

■月刊/朝鮮[1月号]:「2兆ウォンをかけて争う統一教[王子の乱]」
(2조원 놓고 싸우는 통일교[왕자의 난])

昨日(1/12)、近くの本屋に行きました。
たまたま目にした月刊朝鮮の本に「2兆ウォンをかけて争う統一教[王子の乱]」の見出しが表紙を飾っていました。早速記事にされている方がいます。
いままで、食口が献金した総額は「1兆円」を超えるらしいですが、それが統一家の財産として蓄財されて「財産争い」の原因になるとはね


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以下全文「北風と太陽2011年1月12日記事」より
http://kokoro.mo-blog.jp/weblog/2011/01/post_7a48.html

■主流派(亨進・国進派)による粛清を「憂う」食口たちの登場と顕進

今韓国では、私の知る限り統一教にかかわる4つのデモがある。
日本大使館への従軍慰安婦と「拉致監禁・強制改宗」、ヨイドでの開発事業パーク1に対するデモ、そしてすでに皆さんも知っておられると思うが韓国統一教の天福宮前で免職された牧師が一人で、復帰をめざして統一教に対して行っている抗議デモである。最近、韓国サイト・カフェに書き込まれた日本人食口の、牧師の抗議デモに耳を貸さない事態を「憂う」書き込みが韓国で注目を浴びているようである。今ネット上で、文鮮明師の息子たち(御子女様)たちの深まる対立を「憂う」記事があふれ出ているようである。私も調べてみたが韓国ネットで3件ほど見つけることができた。

子女の一人の権進氏までがメールで信徒たちに、自らの「憂う」気持ちを発信しているようである。統一原理が人類史上最高の世界観ならば、後継者は嫡流にこだわる必要はないだろう。イエスキリストは子供がいなくても世界に拡がった。統一教会は、現在の教祖夫婦の嫡流であるはずの長男が数年前に不審な死をとげ、文鮮明も痴呆と癌を患い、余命わずかとなった。結局妻と残された子供たちによる、家元の跡目争いとなんらかわりない人間の醜いエゴイズムの闘いとなっている。どういう理由か、私の読んだ韓国ネットの「憂う」記事やコメントは、真の御父母様(文鮮明夫妻)はそんなことは望んでいない、ということで一致している。

昨年の6月公開された文鮮明直筆の宣言文で、亨進以外は「異端だ、爆破者」だと文鮮明自身が書いている。しかし、宣布文を書いている時の動画流出事件でも明らかなように、判断力の鈍った爺さんが、○○才も年下の妻から、都合良く誘導され遺言書を書かされているようにも受け取られるとんでもない事態が明るみとなった。痴呆症とも言われている夫にかわり、妻の韓鶴子がなんとか混乱を収拾しようとした宣布文が、動画流出により混乱と対立を更に深めたようだ。判断力が鈍くなっているとはいえ、文鮮明が「爆破」という言葉を使わざるを得ないほど、混迷と対立は深くなっているのだろう。顕進派としては、影響力が減少している韓国、日本では、対立をすることは「御父母様」の真意ではないと宣伝しながら、亨進・国進派をけん制しているが、巻き返しは難しい。となれば、当面影響力の強い海外での資産を守りながら、Xデー以後の巻き返しを図りたいところだろう。そのためには、配下の信者を離さないように、自分のやっていることが文鮮明の意志であることを貫かなければならない。

その意味で、嘗ての統一教NO2である義父の郭錠煥が統一教から公的に排斥されたことについて怒りはあるだろうが、今は耐えるしかない立場だなのだろう。こうして考えて行くと、残念ながら私はネット上の「憂い」を素直に読みとれない。ただ現在の主流派が、この際顕進派粛清に名を借りて、煙たい牧師や教会長などを一気に排除し始めた可能性も否定できない。

以下、韓国カフェサイトに投稿された日本人食口の「憂う」コメント
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皆さんがご存知の通り、昨年11月にヨンギ教会のジョン・マネ教会長が不本意な免職処分を受け、毎週日曜日、天福宮の前で[礼拝の後]デモを行なわれています。抗議内容は主に次の通りです。
「牧会者の人権を無視する免職は不当です。」
「強制的忠誠盟誓のビデオ撮影の映像は、直ちに破棄して下さい。」
「真の御子女様は、誰一人として堕落したアダム・エバではありません。」
「真なる兄弟の秩序が正される事によって、御父母様も安息されます。」
ジョン氏は、UCIや文顕進様サイドと全く関わりが無いのに、協会側は完全にそちらの教育や経済的援助を受けて行動していると信じきった上で、免職処分にしたりデモの対処をしている現状です。又、協会側はジョン氏の言動に付いて、誤った情報を協会のカフェに載せたり全国の食口にEメールで送っています。それに対処したくてもジョン氏は、協会のカフェにすらログイン出来ない状態です。

祝福家庭でありながら、どうしてこの様な不当な事が許されるのでしょうか?ヨンギ教会の食口達も、2年数ヶ月お世話になったジョン教会長が突然辞めさせられる羽目になり、不当な免職の撤回要請書を連名入りで協会に挙げましたが、受け入れられずに公文の通り、次の礼拝には新しい教会長の就任式が執り行われました。(就任式の知らせすら受けていない食口も多く、当惑しているにも関わらず・・・)

新しい[日本人の]教会長は翌日の牧会者会議の席で自ら、○局長にヨンギ教会に来て下さる様、申請されました。○局長は、全国を回りながらUCIや文顕進様と郭会長を批判する教育をされている方です。その後、2週間連続で礼拝の代わりにその教育がされた以外にも、個人的に教会の中心人物を呼び集め、平日の夜その教育がなされました。何故ならば、協会側はヨンギ教会の食口達も皆、2年以上UCI側の教育を受けていると信じているからです。(食口達はUCI側という言葉すら、○局長の教育で初めて聞いたのに・・・)

「何度も同じ教育を聞かされるのでは礼拝に行きたくなくなる。」と言う食口の声も多く、その事を伝えてようやく普通の礼拝になりましたが、既に殆どの食口が不参加の現状です。私は不思議でたまりません。何を恐れて協会側は3週間も教区長や局長を、小さな教会に送り教育し続けたのか?ジョン教会長もヨンギ教会の食口達も皆、UCI側だと確信して対処されるのは、本当に不愉快なものでした。真の御父母様の元、顕進様側もなく、亨進様・国進様側もなく、皆同等の祝福家庭であるはずなのに・・・。ジョン教会長は実際この2年数ヶ月、原理講論・原理原本を順に進められるという、普通の礼拝をされました。礼拝前の2世教育や、食後の祝福候補者の為の原理講義も熱意を持ってしておられました。それ以外にも、様々な問題の有る食口達の為に、時間やお金も惜しまれずに全力投入して下さった、情深い教会長でした。免職になられる1ヶ月程前から、礼拝最後のお知らせの時間に現状を報告される形で、協会のビデオ撮影や、教会長の[良心宣言]について等を教えて下さっただけです。ジョン教会長は、御父様の摂理やみ言に真剣に取り組んでおられるからこそ幅広い友人・知人のネットワークから様々な情報を得、原理と良心の尺度の元、行動しておられるだけだと思います。一日も早く、ヨンギ教会に復職される事を願ってやみません。

殆どの教会では真実が隠され、協会の都合の良い内容のみ伝達され、UCI側の批判教育がなされている事と思います。御父様の本当の願いまでもが曲げられて伝えられている現状をとても悲しく思います。ただ、上の指示のみによって動かれるのではなく今、統一家で何が起こっているのか、関心を持って見聞される事を願うのみです。一般人の方が食口達より多くの情報を知り、冷静な判断をしている事が、虚しく残念です。

是非、CARPの[実名討論コーナー:700・701]等や、月刊/朝鮮[1月号]:「2兆ウォンをかけて争う統一教[王子の乱]」等を読んで見て下さい。

610年程前の[王子の乱]は、異母兄弟間で後継者候補の義弟を殺害する事件でしたが、真の御子女様達にそのタイトルが当てはめられ、世間のさらし者にされるという事がどういう事か、痛感されると思います。ヨンギ教会の日本リーダーは、ジョン教会長が辞めさせられる様になった成り行きや言い分を、何も知らない食口の為に、新しい教会長の就任式の前に、教区長に[免職の理由やUCIについて]を日本人の皆に説明して下さる様お願いしたり、日本人集会をリーダーの家で行い、その場にジョン氏をお迎えしてお話を聞く機会を作ったり、礼拝での○局長の教育も受ける様に薦めました。そして「両方の話を聞いたり、御父様や顕進様・亨進様・国進様のみ言も読んだりした上で、自分の良心に従って判断して下さい。」と言いました。

しかし、新しい[日本人の]教会長は「ジョン氏は嘘つきです。連絡をとってはいけないし、会ってもいけません。」と言っておられたので、一部の日本食口がジョン氏と会った事を、新しい教会長に報告しました。そして新しい教会長は早速リーダーに電話し、開口一番「あなたは御父様をメシアだと信じていますか?」「あなたは御父様について行きますか? 顕進様に従って行きますか?」と聞かれたそうです。リーダーはその質問に対しとても驚愕し、何も事情も聞かないまま一方的にUCI側だと決めつけ話をする新しい教会長にあきれると共に可哀相に思った・・・と、他の日本食口達にEメールで知らせてきました。心情を蹂躙する言葉である。」とも書かれてありました。そのEメールも直ぐに新しい教会長の耳に入り、リーダーや日本食口宛てにお詫びのEメールが送られて来ました。

しかしお詫びと言うよりは、更に日本食口達(14人)をほんろうさせる内容でした。「5人の食口が次々と自分に報告してくれ、ジョン氏と会った事やその内容まで全て知っています。皆さんはお互いの事を多分、ご存知無いのではと思います。」

・・・新しく来たばかりの教会長にその様に指摘され、悲しくなったのは私一人ではないと思います。今迄10数年前後、同じ地で苦楽を共にしてきた姉妹達なのに・・・と。その上、ヨンギ教会が所属する大田・忠南の代表リーダーにまで「うち(ヨンギ)のリーダーがおかしいんです。」と電話を入れた人が何人かいると聞き、リーダーは「自分の言動の為に他の姉妹が迷惑を被るのであれば・・・。」と

リーダーを辞める事を他の食口達に報告し、そのまま日本に行ってしまいました。「帰って来ないかも・・・。」という言葉を残しながら。その後、副リーダーが新しい教会長に「新しいリーダーをその5人の中から選んで決めて下さい。」と要求しましたが、「リーダーは無しで行きましょう。」と決められました。何という事でしょう。新しい教会長は、ヨンギ教会の食口達をバラバラにしに来られたのでしょうか?

ただでさえ、色々とお世話になったジョン教会長を突然失い、そのジョン氏の事を否定され、協会から様々な教育を受けた挙句、姉妹の為に一生懸命してくれていたリーダーまで失い、姉妹同士が信じられなくなってしまった私達は、このまま何も無かった様に過ごしていいのでしょうか?「両側の言う事はもうこれ以上聞きたくない。」と、思う人の気持ちも解らない訳ではありませんが、矛盾が正当化されている協会の言いなりになっていて、御父様の願われる天一国は本当に到来するのでしょうか?

私達に出来る事は何も無いかも知れませんが、ヨンギ教会の現状を少しでも多くの方に知って頂きたく、文を挙げさせて頂きました。

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*参照 月刊/朝鮮[1月号]:「2兆ウォンをかけて争う統一教[王子の乱]」
http://blog.daum.net/hotspotjapan?t__nil_loginbox=blog1