なんか最近ねライブの時のほうが音源よりいい歌だって言ってもらえる事が多くてすごくうれしくて


昨日もそんなメッセージもらえて嬉しくて色々考えてた


今日朝一番にCDはリファレンスのに過ぎないって呟いて


もちろんそれはそうで、ライブは生ものだからこその変化もあるしそこからみんなと一緒に育てていくものだと思う


でね、歌は生ものだから成長していくんだよライブにこいよおまえたちワンマンこいよおおおお


みたいなよくある流れを発信しようかと思った矢先に


じゃあ俺は誰に何を歌って


受け取る側が何をどう受け取ってるか


そんなん考えてたら何かよくわからなくなってしまったの


ちっちゃいころなけなしの金でワクワクしながらインディーズバンドのCD買って
当時近くのCD屋は個人の電気店と併設したほんとちっちゃなCD屋だったから
インディーズのCD買うのにバンド名言っても「は?」っておばちゃんに言われるからさ
CD買うのに2時間半かけて小海町ってちっちゃい街から松本とか大きめの街に行って
早く聞きたいのに2時間半かかけてまた家戻ってきて


時にはハズレもあって時間かえしてくれよと思ったりして


時には大当たりだって喜んでヘビロテして


そんな情熱的な思いも


もしかしたらバンド側からしたらなんの価値もないリスナーだったんかなって


ライブに行くって概念もないようなキッズだったからさ


その曲の未来はそのCDで終わってて
その曲の未来を一緒に作ることができてなかったのかなあなんて


CD作るのってめっちゃ労力いるんよ
それを宣伝しなければ誰も手にとってくれないし
バンドをやる上では知らない人に知ってもらうために色んな手段を使うし
MVだって今や当たり前だけど
全部ひっくるめて想像以上のお金や時間がかかってる


俺はそのCDというものを買って
果たしてそのバンドに貢献できてたのかなあ


なんて思って


なんでそう思ったかっていうと


どうしてもバンド目線に立つとさ
ライブに来てほしいし
ワンマンなんて大事が控えてれば
もちろんその宣伝もしなければいけないし


SNSなんか普及してる今だと
距離が近い分これだけの人数がいるのに
なんで来てくれないんだろう


って思うこともあるから


でも過去の自分と置き換えてみたら
行きたくてたまらないのになかなか行けない環境だったりしたわけで
今だって、距離だったり金銭的なものだったり時間だったり


色んな理由があってライブに来れない人がいっぱいいる


そんな人に向けて


ライブに来れないのが悪みたいな風潮と照らし合わせて


当時の少年の心に帰ったわたしが一瞬ズタボロにされた気分になっただけのお話


自爆です完全な


今ってCD全然売れない世の中って言うじゃないですか


だからライブがメインって考えるのも当然


俺らだって無謀すぎるワンマンツアーをひかえて


それに対する気持ちはふくれあがるばかり


でもそればっかに執着して自分を見失うなら


別に何かを発信する必要なんてないんじゃないかなあなんて


一瞬思ったりしたのでした


だからね、じゃあ来てくれる人も来れない人もどうしたら幸せになれるかって考えてたら


なんか妙なテンションのツイートしてしまった


まあ多分


答えなんてないよね


そこにいて


そこで歌って


少しでも会える可能性が上がるのであればいいし


少しでもまだ見ぬあなたに音を届けられればいいんだよね


こんなちっちゃな世界での出会いってのは奇跡だなーって


思ったりします


ここをご覧のおまえたちが「ライブ」ってものに行ける期間は


多分長くて10年


その中でも回数は限られるわけだから


その間に、星の数ほいるバンドの中で出会ってるのってすごい偶然だと思う。


とりあえず一生懸命歌ってますここで!


それにしても音源よりライブのほうがいいって言われるのってほんとうれしいな。